「給食を変えたことによる信じられない変化。」大塚貢先生第4回
こんにちは、
相武台脳神経外科です。
本日は大塚貢先生インタビュー
第4回をお伝えいたします。
以下、第1回の序文です。
さて、突然ですが、
人間は、都会で住んでいると
生物としての、大切な本能を、
忘れてしまうことがあります。
その、本能は大切な故、
人間社会が、より良くなっていくために、
意識して大切さを思い出すことが重要であり、
思い出さないと
様々な弊害をもたらします。
その、根源的な本能として、
一番目に大切と私が考えているのが、
食行動です。
生きる上で、
食べることは、
まず必要な行動です。
その行動能力が低ければ、
自然界では、
普通に命を落としてきます。
食べることは、
命をいただき、
自分の命を享受すること。
他の生命のために、
自ら命を投げ出す、
その上に、
自分の命の時間があります。
〜
この根源的なことを、
食事ごとに実感し、
命を感じ、
食事を享受する。
毎日毎日の食事行動の
積み重ねに、
成熟した人間への成長がある。
命の本当の大切さを、
根源的に理解していく。
「いただきます。」という
言葉の大切さ。
そして、その言葉の
緊張感。
命のエネルギーを失った、
化学調味料、保存料、添加物、
でいっぱいの、
食事を繰り返すことで、
命を重んじる人間など
成長するはずがないことは、
根本的なことを、
単純に考えればわかる。
そもそも、化学調味料、
保存料でいっぱいの食事には、
「愛」がない。
〜
その単純なことを私達は、
なかなか気がつかないものです。
全く、「食」が大切などと考えない
1992年当時の
社会の中で、
非行で荒れた
中学校を立て直すため、
ただ一人、「食」の重要性を叫び、
どんな、抵抗にもめげず、
ご自身の信念を貫き通し、
見事、中学校を立てなおした、
とてつもない人物がいます。
つい先日、
2014年6月6日
その功績が認められ
衆議院第一議員会館で講演をされた
食育アドバイザー大塚貢先生です。
2009年には、
「瑞宝双光章」を
受賞(当時73才)されております。
「食」が大切と考える
当院の決意を示す意味でも、
これから数回にわたり、
大塚先生へのインタビューを
お送りいたします。
以上第1回の序文。
本日は、第4回に進んで行きます。
ぜひよろしくお願いいたします。
大塚貢先生インタビュー
第1回 はこちら。
第2回 はこちら。
第3回 はこちら。
本ビデオ講座を視聴していだだくことで、ご理解頂ける内容な下記となります。
少しでも、能動的な作業が加わるとより理解が深まります。
下記の質問の回答あるいは、本ビデオ講座を視聴後の感想をコメント欄へ書き込んでいただけますと幸いです。
- 大塚先生が授業を改善しても、非行が完全になくならなかったために、眼をつけた原因とは?
- そこで学校給食のなかの、どこから手をつけたか?
- そのなかで協力を求めていこうとするとどのような反対にあったか?
- 魚の多い給食にしたときどのような、反対にあったか?
- 大塚先生の学校の生徒はなぜ、自分たちで給食の献立をつくることができるようになったか?
- 結果として学校の生徒の、健康上の変化とは?
- アトピーが大塚先生の学校で改善した生徒が、大阪へ転向後、病状はどのようになったか?
- 大塚先生が政治家が、考えてほしいと切実に願っていることとは?
- 給食が変わって、健康以外で変化したこと、学力はどのように変化したか?
- 大塚先生は、なぜ学力が向上したと考えているか?
治療範囲 | 保険点数 | 自己負担割合 3割 | 自己負担割合 1割 |
身体の深部にある臓器 | 9,000点 | 27,000円 | 9,000円 |
身体の表面に近い臓器 | 6,000点 | 18,000円 | 6,000円 |
防腐剤・亜鉛酸ナトリウムが沢山使われている食材が
溢れている中、給食にも使われていて、
毎日子供たちは口にするのですね。
味の濃いもの、肉やハムなどTVコマーシャルでも
毎日美味しそうに垂れ流されています。
それを朝昼晩と摂取することへの恐ろしさを
しみじみ痛感いたしました。
我が子の給食一覧表を見た別の学校の友人が
『不足して家庭で摂取して欲しい食材なんて書いてあるんだね』と
口にしたので、それぞれの学校に、校長の考えに左右されるのだと
感じています。
みんみ様 ありがとうございます。昔はお金がなく、食材も不足して栄養失調がおきましたが、現代ではお金があり食材も豊富な中、栄養失調がおきている変な状況ですね。
大塚先生が
『なるべく低農薬か無農薬な食材を手に入れよう』と
志高く意志を強く持たれて行動されたことに
頭が下がります。
そのお考えに触れて、実際に体験された地域の方は
どのように今現在考えておられるのか気になりました。
頭や骨にカルシウム・亜鉛・鉄分が含まれている魚は
なかなか子供に馴染みなく
TVのインタビューでも『家の中や手が臭くなるから調理しない』と
沢山の主婦が語っているのを観ました。
でもそれこそが脳や神経組織の発育に効果があるのですね。
改めて食材を考えるきっかけを頂けて感謝です。
みんみ様 ありがとうございます。なにが大切か気づかせていただきありがとうございます。
学校で食育の授業を持つこと、
地域で食育の勉強会を持つことは当時の風潮を先駆けて
大塚先生お一人が始められた渦が大きなうねりになって
健全な食生活の見直しを生み出したのだと思います。
アトピーやアレルギーは何もないところからは生じず、
必ず原因があり、根本原因の改善が必要、
体質の改善ではなく、対処法ばかりに目を向けるから複雑になる。
玄米を給食に取り入れ、化学薬品を使わない食材を使用すれば
友人の子供も毎日一人で玄米おにぎりだけで過ごさなくても良かったのに、
と悲しく思ってしまいました。
わざわざ取り寄せて、食材を購入する店も厳選していた友人も
国家レベ ルで大塚先生のような取り組みがあれば
安心して子供にみんなと一緒に給食が食べられたのに、と
複雑な思いで胸が痛みます。
みんみ様 ありがとうございます。「対処法ばかりに目を向けるから複雑になる。」という言葉いいですね。
大塚先生の、端的でなく大きな視野での食育の改善で
子供たちが自分たちの身体や成長に感心を持ち、
尚且つ集中力や学力も上がって行ったとは感動です。
子供は自分が食べたいものを家庭では欲しますが
学校という仲間が居るところではどんな味でも
”雰囲気”で食べられるようになるものなのです。
その味に慣れて行けば、成人病になるのも防ぐことが
幼い頃から身について、
やる気も人間本来の実力も取り戻すことが出来るのですね。
今日から私も小さな行動から始めようと思いました。
みんみ様 ありがとうございます。私は基本は家庭の味が一番大切と考えています。
予算があるとはいえ、家庭と同じように給食も良い食材でつくることができたならと思わずにはいられません。ここまで給食のことを考えてくださる先生がいて、アトピーのお子さんを持つ親御さんはさぞうらやましいことでしょう。
原因がよく分からないとされているアトピーですが、やはり私たち自身が、自らがつくりだしているものなのかと、考えさせられるお話でした。