命の大切さを実感した子供に起こった劇的な変化とは。第3回大塚貢先生
こんにちは、
相武台脳神経外科です。
本日は大塚貢先生インタビュー
第3回をお伝えいたします。
以下、第1回の序文です。
さて、突然ですが、
人間は、都会で住んでいると
生物としての、大切な本能を、
忘れてしまうことがあります。
その、本能は大切な故、
人間社会が、より良くなっていくために、
意識して大切さを思い出すことが重要であり、
思い出さないと
様々な弊害をもたらします。
その、根源的な本能として、
一番目に大切と私が考えているのが、
食行動です。
生きる上で、
食べることは、
まず必要な行動です。
その行動能力が低ければ、
自然界では、
普通に命を落としてきます。
食べることは、
命をいただき、
自分の命を享受すること。
他の生命のために、
自ら命を投げ出す、
その上に、
自分の命の時間があります。
〜
この根源的なことを、
食事ごとに実感し、
命を感じ、
食事を享受する。
毎日毎日の食事行動の
積み重ねに、
成熟した人間への成長がある。
命の本当の大切さを、
根源的に理解していく。
「いただきます。」という
言葉の大切さ。
そして、その言葉の
緊張感。
命のエネルギーを失った、
化学調味料、保存料、添加物、
でいっぱいの、
食事を繰り返すことで、
命を重んじる人間など
成長するはずがないことは、
根本的なことを、
単純に考えればわかる。
そもそも、化学調味料、
保存料でいっぱいの食事には、
「愛」がない。
〜
その単純なことを私達は、
なかなか気がつかないものです。
全く、「食」が大切などと考えない
1992年当時の
社会の中で、
非行で荒れた
中学校を立て直すため、
ただ一人、「食」の重要性を叫び、
どんな、抵抗にもめげず、
ご自身の信念を貫き通し、
見事、中学校を立てなおした、
とてつもない人物がいます。
つい先日、
2014年6月6日
その功績が認められ
衆議院第一議員会館で講演をされた
食育アドバイザー大塚貢先生です。
2009年には、
「瑞宝双光章」を
受賞(当時73才)されております。
「食」が大切と考える
当院の決意を示す意味でも、
これから数回にわたり、
大塚先生へのインタビューを
お送りいたします。
以上第1回の序文。
本日は、第3回に進んで行きます。
ぜひよろしくお願いいたします。
大塚貢先生インタビュー
第1回 はこちら。
第2回 はこちら。
本ビデオ講座を視聴していだだくことで、ご理解頂ける内容な下記となります。
少しでも、能動的な作業が加わるとより理解が深まります。
下記の質問の回答あるいは、本ビデオ講座を視聴後の感想をコメント欄へ書き込んでいただけますと幸いです。
- 学校で問題行動のある子供は、どこに原因があると大塚先生は当時考えられたか?
- その上で、どのような調査を行ったか?
- 大きな事件を起こした子供は、事件後の親との面談でどのような態度をとったか?
- 加藤は、食べることは、どのようなことを学ぶ行動、習慣だと考えているか?
- 大塚先生が、親に食育の重要性を伝えたかったが、平成4年の段階で親たちはどのような反応をしたか?
- 家庭で訴えてもダメだと、考えた大塚先生がとった行動とは?
- 誰に、言っても聞く耳もってもらえなかった大塚校長先生が、学校の先生たちに訴えた渾身のメッセージとは?
- その上で、実際にどのような改革を行ったか?
- その改革の劇的な結果とは?
- 命の大切さを実感した子どもたちが、起こした行動とは?
第4回もぜひお楽しみに!
治療範囲 | 保険点数 | 自己負担割合 3割 | 自己負担割合 1割 |
身体の深部にある臓器 | 9,000点 | 27,000円 | 9,000円 |
身体の表面に近い臓器 | 6,000点 | 18,000円 | 6,000円 |
長年の習慣化を変化させることの難しさを実感している最中、こちらの動画を拝見させて頂き、諦めずに実践し続けることで結果を出した大塚先生の行動に非常に感銘を受けました。
私も、食は人類・生物にとって一番大切な事だと思います。世の中ますます便利で簡単に食にありつける時代ですが、私は実家で食べるご飯が一番自分の胃に優しく、飽きない味だとつくづく感じました。私も将来子供が出来たら、家での食を大事に考えていきたいです。
メルヘンウサギ様ありがとうございます。自宅での食事がなによりの命の教育現場になりますね。それを意識した親でありたいです。
荒れた学校の子供たちの食生活に目を向け
その調査を実行された。
ご自分の決断と実行力に脱帽します。
親たちは子供を学校に行かせるだけ、
子供は学校に行き、時間を過ごすだけだったのではないでしょうか。
学校の教師が変わっても子供たちに変化が無いのは
食生活ではないかと見方を変えられた大塚先生は凄いと思いました。
みんみ様 ありがとうございます。大塚先生のことを知れば知るほどすごい方ということがわかります。勉強させて頂いております。私も実際に行動します。
食生活の調査をすると、身体を綺麗にし血管を柔らかくし
脳に栄養を供給するものをほとんど摂っていなかった、とのこと。
自分自身の食生活を考えてゾッとしました。
栄養士ではないので、彩り良くとかバランス良くとは考えますが
カルシウム・マグネシウム・ビタミン・ミネラルなど
日々忙しい中で咀嚼が弱い子供に与える食事をしみじみ考えさせられました。
みんみ様 ありがとうございます。食の大切さ目を向けていただき感謝です。
事件を起こしたり問題を持つ子供の親が
ほとんど弁当を作ってもらっていなかったというお話には
自分も記憶に残る出来事があります。
部活で頑張っても成果が出なかった同級生はお弁当がカップラーメンでした。
しかしながら、そのことで親への期待感が無くなり、親子の絆すら切れてしまうのですね。
きっと食は家族関係も反映しているのだと感じます。
食=命を貰い食べて生きること
まだまだ幼い子には分かりずらいことですが、
今日から改めて教えていこうと思いました。
みんみ様 ありがとうございます。食事を与えるということが教育になっているのですね。勉強になりました。
食に関する絆がなくなっているから、
自分が”生かされてる”実感が無くなるのですね。
お腹が空くから何かを身体に入れるだけの作業になってしまった。
自立した人間を支えていくには親・地域・社会にそういったことに関する
興味も感心も必要であり、小さな目線から大きな視野に変わる。
きっと問題を起こす子供たち一人一人に向き合っていたら
こんな大きな改革は無かったのかも知れないと思いました。
大塚先生が、学校全体・地域全体を総括して変えていく方法を取られた故だと
痛感いたしました。
みんみ様 ありがとうございます。食は絆であり愛なのですね。
子供の成長に必要な食べ物を食べさせる責任、
ひしひしと感じます。
また『学校は塾と違う。人間形成の場である』とお話されて
嬉しく感じました。
しかしながら先生になれらた方の多くはそこまで理解して先生になられた訳では
なかったでしょうし、親も食に関して今でも理解はしていても実行するのは
大変だと思います。
そこで大塚先生の言われた
『自分の命も大事、子供の命も大切なのである』と皆に気付かされたことに
貴重なご意見が皆を動かしたのですね。
子供たちが人間としての機能を復活させ、イライラが無くなったとの事実に
見習いたいと思いました。
朝食を摂らないと、脳は正しく機能しないということは
近年も言われていることなのですが、
必ず決まった食事ではなく、子供とのコミュニケーションで
どんなものが必要で何だったら朝の忙しく短い時間で食べられるか
考えることが多いものです。
特にスロースターターな子供にガツガツと食べてもらえるのには
ひと工夫が必要。
大塚先生の改革で、子供たちは人間としての機能に戻った、
当然持っている人間の機能が発揮されるようになったとのお話で
自分は果たしてそこまで出来ているのか考えさせられました。
心を癒す場所、命を育む成功体験の大切さも身に染みました。
子供だけでなく、我々大人にも今から出来ることをしていきたいと
思います。
みんみ様 ありがとうございます。食生活に関しては様々な考え方があるため、どのような食事が自分にあっているか、家族で模索することが必要かもしれません。それが家族の絆につながるかもしれません。
学校は人間形成の場であるというお話には、まったく同感です。
知識を詰め込むためだけではない。
成人するまでの、二度とない様々な貴重な経験の場です。
お弁当を作れない人も多いかもしれませんが、家族で食事をすることの大切さ、その内容の大切さが後の健康を左右することになると分かっていたら、もっと食事に気を遣い、お弁当を作ろうという気になれていたでしょうか?
大人の食育も必要な気がします。