Golden Circle
今日のお話
①サイモン・シネックさんの講演
②自然の法則とは
③現在の医療は、なぜゆきづまっているか?
④当院の起こしている心地よい風
こんばんは、相武台は少しずつ日がさしてきて雨が落ち着いて来ました。
日没時間も近づいているため、なにか 秋の気配もあいまってちょっと物悲しい雰囲気です。
私はこの秋の物悲しい雰囲気が結構好きです。
お陰様で 少しゆっくり考える時間を作ることができました。
洗濯物はたまってしまいましたが、明日仕事前にいっきに片づけます!
待合室の 真綿の座布団も 干すことができませんでしたが、
来週の水曜日に晴れてくれたら嬉しいなと、おてんとうさまにお祈りしています。
干したあとの真綿の座布団は本当に座るのが気持ちいいです。
今日は、またとんでもない人間をみつけてしまったのでご紹介します。
facebookでお友達になっている池田美清さんのタイムラインに 昨日流れた ビデオ
サイモン・シネックさんの18分の講演です。
講演内容はこちら
あるいは上記 (リンク先のほうには音声があります。)
その中の
Golden Circle
これを聞いた時、衝撃を受けました。
自分の中で モヤモヤと漠然と今まで感じていたものが、とてつもなくクリアになったのです。
生物学的な原理
人間は 本質的な自分を表現するためにすべての行動をしている。
その流れを正しくつかむことが重要
人間は、お金や 名声のために動いているのではなく、行動する理由に動いている 信じることを行動に示している。
「何を」ではなく「なぜ」に突き動かされる。
そのことを、appleと Dellのコンピュータを例に取り説明しています。
「why」→「what」への方向
多くの会社、人間は 表面的な 「what」 金や名声に 力を尽くす。でもそれは、ちっぽけな力しかならない。
「why」に集中した会社こそ、 人間こそ 絶大な爆発的な力を発揮する。
それが生物的な原理だから。
核 Why 辺縁系 快 共意識(直感) あいまい
中層 how 辺縁系 検査結果 潜在意識
表層 what 新皮質 症状 顕在意識 はっきり
自然界には歴然と流れる法則 があります。
まずは変わらないもの 「羅針盤に立ち返る」ことが必要です。
ヨットを運行しているとき、
「風向きなんて糞食らえだ! 自分の行きたいようにに舵をとるのだ!」といくら騒いでも、
一向にヨットはおもったように進みません。 風の法則をしっかり読むことが推進力につながります。
シネックさんのおっしゃっていた人間の生物学的な 法則。
人間は、本質的な自分を 表現するために 行動している。
この風をきちんと捉えることが必要。
inside out
内から外へ
何を働くかではなく、なぜ働いているのか? それを明確にすることが重要です。
当院はそこのみが存在理由です。
当院の存在理由。
一つのメッセージを皆さんにお伝えすること。
「身体の声を聴き続ける。そうすれば 健康への道が拓ける。」
お気づきになったでしょうか?
そのメッセージこそが、inside out の法則そのものです。
いま 医療がうまくいっていないすべての根源が outside in の方向だからです。
西洋医学がしていることを突き詰めて考えると
身体を
「外から見て」
部分に細かく分けて、多くの人との違いがないか、検査する。
その違いを異常と診断する。
異常があった場合
西洋医学ができることは
その部分的な異常を正常化しようと
「外から」
薬で無理やり症状を抑える。
手術で身体を外から無理やり「異常なもの」を取る作業をする。
さらに
専門化が進めば進むほど 人手不足になる。
その理由はそれぞれに人材が必要なため、
この調子で専門化が進むと 人口と同じ人数の医者が必要かもしれません。
突き詰めると、一人ひとり人間の身体は 部分的に考えると違いますので
究極的には それだけの医者が必要かもしれません。
現実において 西洋医学すべてを否定しているわけではないですが、
明らかに 現代の医療の方向性は おかしいと
少しでも携わったことがあるかたは、冷静にかんがえればわかるはずです。
それは
自然の法則 生物学の歴然たる法則 に反した方向性ではないからではないでしょうか?
何度もいうようですが、私は「信仰」するということばが一番嫌いです。
私が、目指している自分の態度、それは
「自分の主張は、すべて仮説と考えている。その謙虚さを絶えずもつ。」
そのように努力しています。
その仮説を実際に実行してみて、それが正しいかどうか冷静に判断しようとする姿勢は崩したくないです。
その 自然の法則、生物学の法則といえども人間が考えた 「仮説」にすぎません。
もちろんそれを実証することは必要です。
では、現実どうなのか?
現実
国家予算の半分以上が医療費。
寝たきりの方が 激増していくような医療。
それは、どんどん増えていくことが予想されています。
認知症の方も爆発的に増えています。
ある意味、人間が積み重ねてきた科学が、現代医学においては宗教化している可能性があります。
物理学は、意識はエネルギーという 説は60年前から定説となっています。
医学にはその説はほとんど入り込んできていません。。
自然の風、 生物の本質的な風 を勇気をもって捉えることが必要です。
我々は実践します。
当院は、入り口の部分に
「自分の健康は自分で責任持つ。」
と額縁をつけています。
こんな張り紙して、経営が成り立つのか?
それは、仮説の実証を待つ必要がありますが、
開院から一年経って、
しっかりと ご理解いただける患者さんが増えてきており、
現実に結果を残していただけています。
本当に手応えを最近は感じています。
本質的な風の流れを感じます。
ご理解いただけている皆さんのおかげです。
ここ相武台から、
心地良い風を起こします!
お楽しみに、、
今日も最後まで読んでいただき大変ありがとうございました。
治療範囲 | 保険点数 | 自己負担割合 3割 | 自己負担割合 1割 |
身体の深部にある臓器 | 9,000点 | 27,000円 | 9,000円 |
身体の表面に近い臓器 | 6,000点 | 18,000円 | 6,000円 |
お世話になります。とても良い記事ですね。
プラダ財布様 投稿大変ありがとうございます。認めていただきたかった記事をよい記事とおほめ頂き大変うれしいです。このシネックさんの講演はすばらしいので何度も見直したいです。ありがとうございました。
仮説を実際に実行してみて、それが正しいかどうか冷静に判断しようとする姿勢は崩さない。
全ての自分の行動などを深く考えることはありませんでした。
自然の風、生物の本質的な風を捉えられるよう、ゆったりと確実に歩んでいきたいです。
「何を」ではなく「なぜ」に突き動かされる。
多くの会社、人間は 表面的な金や名声に力を尽くす。それは、ちっぽけな力。
なぜに集中した会社・人間こそ絶大な爆発的な力を発揮するということを、振り返る時に考えていこうと思います。
体の健康も心の健康も outside in という方向からのアプローチでは、限界が見えて来ているのかもしれませんね。
最近、inside out という方向性の方が、本質的で無理のない、理にかなったアプローチなのではないか?と思えて来ました。
医療は様々な過程を経て進化していくものだと思いますが、外側を徹底的に調べることから、今、内側への問題にも目を向けることが必要だと認められるようになってきた流れが出てきたように思います。
そして実際に、そうしたことを実行している先生が存在することも、とてもうれしく思います。
臭いものに蓋をするような医療ではなく、臭いものつまり根源、原因にアプローチしていき、色々絡んだ糸を一つ一つ解きほぐしていくような作業が西洋医学に慣れた人はもどかしいのかもしれませんがとても重要だと思います。
源流様 根本的なところを大切にしていきたいです。
具合が悪いとき、まず外から身体を見てどうなっているのか、病院に行くと様々な検査をするのが第一選択肢なのだと思います。それは大切なことですが、そのあとがもっと大切だと思います。そこで原因が見つかれば適切な治療をするべきですが、なにも原因が見つからなかった場合、そこで終わりにしてしまうか、なぜその症状が出てしまったのか考えるか、どちらを選択するかで今後健康でいられるかどうか決まってくるはずです。「outside in」だけで解決しようとするのではなく、「inside out」、内から解決するように自分自身に問いかけ続けていきたいです。