自律神経疾患の奮闘記録 51歳 男性
(以下、感想文よりそのまま引用)
以前より慢性的な疲れに悩まされていましたが、
昨年、自律神経の働きに異常があると診 断されました。
ですが、通常の病気と違い目に見えないので、
自分の怠け癖などが仕事に集中できない原 因と考え、
さらに追い込んでしまうことで悪循環に落ち込んでいることに気づきませんで した。
実際に睡眠障害や腸内環境の悪化など、自覚症状もありましたが、
全て自分の精神的甘さに原因があると考えていました。
そのまま数年も過ごしましたが、
2~3カ月程前からプライベートや仕事面において環境 の変化があったことも手伝って、
精神的にも不安定になってきました。
いよいよ仕事や人間関係にも直接的影響が出るようになってしまったため、
思い切って症状の改善を最優先 させる生活に切り替えました。
相武台脳神経外科を受診し、体の緊張を取るための肉体的アプローチとして、
指もみ、全身マッサージなどのリハビリ、高濃度ビタミンC点滴などの栄養療法を受けました。
これらの治療は、今も継続中です。
ですが、
何よりインパクトがあったのは、
院長の加藤先生が
「指もみをする時に、自分の 体に感謝しながら、
今の状態を問いかけたり、体の声に耳を傾けることが大事。」
とおっしゃったことでした。
確かに先生がおっしゃるように、
人間は肉体的な目で見える部分だけで生きているわけで はありません。
これまで体調を整えようと様々なことをやりましたが、
単に方法論として物理的に行って いただけだということに気づき、
加藤先生から教えていただいたことを実践してみようと 思いました。
翌朝、目覚めた時に早速指もみと共に、
自分の体に今の状態を心の中で問いかけてみまし た。
すると!
どう表現すれば良いのか解りませんが、
体が声を発したというか、信号的な 物を感じたというか、
何か自分が頭で思考しているのとは別の感覚が、電気が点くように 走りました。
言葉等では無いのですが、でもその意味する感覚は理解できました。
ちょっと不思議な雲をつかむような話ですが事実です。
私自身驚きました。 その時思った事は、
きちんと耳を傾ければ体の声を聴くことができるのだ、ということで す。
それは日常生活に置いても同じことが言えるでしょう。
誰かの声をきちんと聴く・・・。
聴くということの本当の意味についても考えさせられる体験でした。
今は治療の時も日常でも常に体の状態に目(耳)を向けながら生活するように心がけてい ます。
おかげさまで少しずつではありますが、症状が改善しているという実感があります。
これからも無理をせず、あせらず、自分を認めながら、
自分のペースで目標に向かって生 活していこうと思っています。
ありがとうございます。
(以上、引用)
治療範囲 | 保険点数 | 自己負担割合 3割 | 自己負担割合 1割 |
身体の深部にある臓器 | 9,000点 | 27,000円 | 9,000円 |
身体の表面に近い臓器 | 6,000点 | 18,000円 | 6,000円 |
最近、自律神経に関する書籍やテレビ番組を目にすることが多くなってきました。
物理的なものや、どんなに高度な医療やを受けるにしても、それをやってみてどうなのか?
自分がどう感じているのかが分からない、身体の声が聞こえないのでは効果が分からず、意味がないのではないかと思います。
ですが、そういうことが理解されてきているのはよかったと思いました。