67歳 女性 Y.A.さん 乳癌晩期再発
(体験記:以下転載)
1、 病歴 治療歴
1994年 8月 乳がん手術
2016年11月11日 東名厚木病院でのレントゲン検査の結果
乳がんの再発が疑われ東海大に紹介される
21日 ケトン食療法開始
25日 東海大学病院にて晩期再発と診断
転移部位 :左頚部リンパ節、 肺門部リンパ節、 肺
12月6日 高濃度ビタミンC点滴療法開始(相武台脳神経外科)
17日 組織検査結果
ルミナールAタイプ ホルモン陽性、 ki 67 5%、 HER2 陰性
2017年 1月12日 松本市へ
19日 信州大学にて治療開始 アリミデックス 1日1錠
4月 7日 松本から帰って来る
21日 東海大学病院診察
2、検査結果 腫瘍マーカー
2016年11月25日 東海大
CA-15 39.2 u/ml (正 30.0未満) CEA 1.4ng/ml (正 5.0未満)
2017年1月19日 信大
CA-15 21.4 (正31.3 未満 )CEA 0.9 (正3.4 未満)
3月1日 信大
CA-15 15.8 (正31.3 未満) CEA 1.0 (正3.4 未満)
4月28日 東海大
CA-15 22.4 (正 30.0未満) CEA 1.9 (正 5.0未満)
5月26日
CA-15 19.5 (正 30.0未満) CEA 1.9 (正 5.0未満)
6月23日
CA-15 17.6 (正 30.0未満) CEA 1.4 (正 5.0未満)
3、高濃度ビタミンC点滴治療を受けての感想
2年ほど前から仕事や家庭‥でストレスから疲れが溜まり、昨年11月、乳がん再発と診断された頃は、体の状態も体力的にも限界の状況でした。ちょうど其の頃、娘が二人目の出産を控えて東京から松本に転勤することになり、手伝いに行くことにしていました。
娘から高濃度ビタミンC点滴療法のことを聞き、早速ネットで家族が調べてくれ、加藤医師のサイトを見つけました。
まだ検査結果が出ていない時で、病院での治療方針も決まっていない状況だったので、標準治療しか頭になかった私としては、不安もありましたが、娘の熱心な勧めとサイトの中にあった内容に感銘し、この治療を受けようと心が決まりました。
クリニックに来たとき、目に入ったビデオを見て、病気の基本的なことに触れられていて、ほんとにそうだなと納得しました。
先生とお会いし、人柄にもまた安心しました。
高濃度ビタミンC点滴は、時間の問題から、集中的に受けるようにお願いし、点滴を受け始めたのですが、季節も寒い冬だったと言うこともあったのでしょうか、何せ点滴の針が入らないのです。それだけ体が冷え切っていたのだと思います。
陶板浴や体のコリを解消するリハビリなど、スタッフの皆さんも気持ちよく接していただき、点滴などの回数を重ねるごとに体の中から元気が沸き、気力も戻ってきたように感じました。
最初は、松本に一人で運転して行けるかと心配でしたが、出発する頃にはとても元気になっていました。
松本での出産・孫の面倒と、少々ハードな日々を送り、無事役目を終えて帰って来ました。
5月19日に50gの点滴を受けました。この時、改めて高濃度ビタミンCのすごさを感じました。当初、集中して受けていたときは、体力も低下してがん細胞も活発だったからか、点滴後に元気になったという感覚がなく、反対に点滴の疲れを感じていました。
今は、点滴を受けた後は、力が漲ってくるようです。血管もよく出ます。
癌も生活習慣から来る代謝異常の病気と聞きます。
加藤先生も体にありがとうの思いを忘れず、体の中をきれいにし、今あるがん細胞に向き合う負けない体づくりと云われます。
私も、そう思います。
今、私も糖質制限・ケトン食に挑戦し、生活を見直しながら総合力でガンと共存できればと思っています。
また、先生にお力をお借りして、私の挑戦が何方かのお役に立てればと思っています。
2017年6月27日 (Y.A 67 歳 女性)
(以上、体験記転載)
治療範囲 | 保険点数 | 自己負担割合 3割 | 自己負担割合 1割 |
身体の深部にある臓器 | 9,000点 | 27,000円 | 9,000円 |
身体の表面に近い臓器 | 6,000点 | 18,000円 | 6,000円 |
治療を主体的に選択し、自分の気持ちや体の変化に気が付けるようになって行く様子がよく伝わってきました。標準治療以外の食事療法などの情報もありとても参考になると思います。
人それぞれ、がんとの向き合い方は色々だと思いますが、どんな病気であっても受け身なだけではなく、自分の身体の状態を知り、日々感じる事なくして良い治療へと向かえないと、この患者さんからも感じました。
これからもご自分と向き合い、少しでも良くなっていって欲しいです。