46歳 女性 乳癌 多発転移
(以下 御本人からの高濃度ビタミンCに関する感想そのまま転載)
2008年6月乳がん発症。
同7月、左乳房全摘手術を受け、約4年のホルモン治療を行う。
順調に5年経過し定期検診でも問題なしといわれた矢先、胸骨に痛みを感じ、2013年11月再発確認。
肺・骨・リンパ節など多発転移で手術は不可能とのことだった。
まずは骨の痛みをとるため、放射線治療を約1か月受けた。
放射線終了後、温熱療法(8回)や食事療法を開始した。
食事療法をアドバイスしていただいていた方から、ビタミン点滴を勧められ、2014年9月より東京のクリニックで治療を開始した。
同年12月より相武台脳神経外科に転院。
最初はそれほど体調不良を感じておらず、仕事もできていた為、効果を体感することは難しかった。だんだんと肺の癌の影響により咳がひどくなっていったが、それ以外は元気だった為、治療の回数や投与の量を減らし、飲んでいたサプリメントも減らしていった。
後から考えるとその治療の縮小判断が、早すぎたと思う。
2015年8月癌性胸膜炎で緊急入院。
3リットルの水を抜き、胸膜癒着術を受ける。
抗がん剤しかないと宣告されるが、何とか免疫療法で治せないかと専門医に相談するが、癌の進行が速すぎて免疫療法だけでは難しいと宣告された。
ビタミン療法と抗がん剤を平行して行うことで、抗がん剤の副作用を抑え、効果を増強させることに期待し、2015年9月、抗がん剤開始。
この時、初めてビタミン点滴後に体力が回復する実感を得た。
だが、1か月後、抗がん剤がきかず悪化。
別の抗がん剤に挑戦するか、緩和治療に変更するか選択を迫られ、別の抗がん剤を試すことにした。
今度の抗がん剤は毎週投与するもので、3週投与して1週休みというサイクルだった。
その為、抗がん剤投与の二日前にビタミンを100g投与し、副作用に備えるようにした。
その甲斐あって、吐き気などの副作用にはほとんど苦しまなかった。
さすがに体力は落ち、歩くのもやっとの状態ではあったが、自分で車を運転し点滴に通うことはできた。
抗がん剤を点滴している間、同じ薬を投与している人の副作用で苦しむ様子を耳にすることが多かった。
個人差はあると言われるが、自分の副作用が少ないのはビタミン点滴のお陰だと確信していた。
抗がん剤の効果は少しずつ現れるが、2016年1月以降は現状維持の状態が続く。
2016年2月、胸膜癒着術の影響による痛みが強くなり、麻薬系鎮痛薬の服用を開始する。
2016年6月、むくみや体力低下などの負担を考え、一旦抗がん剤の休止することにした。
休薬と同時に、オステオパシー療法も開始。
ビタミン点滴とオステオパシーで自己免疫の回復を目指すことにした。
2016年8月、レントゲン検査の結果、癌の縮小と腫瘍マーカーの減少が見られたため、抗がん剤の再開は見送られた。
大学病院の先生が「抗がん剤をやめてよくなるなんてどうしてだろう?何かやってるの?」と聞くほどであった。
更に1か月後、わずかだが癌が縮小。
その後は、ほぼ現状維持の状態が続く。
2016年11月、仕事にも復帰できるほど体力的にも回復した。
2017年2月、鎮痛剤の服用もやめることにした。
2017年5月、骨シンチ検査の結果、3か所転移のあった骨の癌の内、1か所が消失していることがわかった。
現在はビタミン点滴を75gに減らし、月2回で継続してる。
運動もできるようになり、ほとんど健常者と同じ生活を送れるようになったが、前回のような失敗をおかさぬよう、治療は継続していこうと思います。
(以上 御本人からの高濃度ビタミンCに関する感想そのまま転載)
治療範囲 | 保険点数 | 自己負担割合 3割 | 自己負担割合 1割 |
身体の深部にある臓器 | 9,000点 | 27,000円 | 9,000円 |
身体の表面に近い臓器 | 6,000点 | 18,000円 | 6,000円 |
病状の詳細と治療の詳細、体の変化、失敗談などとても具体的に貴重な体験を教えてせていただき感謝したいと思いました。また生きるという強い意志も感じました。