「やり方」から「あり方」への大きな時代のシフト 〜HUMAN VALUE (半蔵門)
こんにちは、
今年も少しずつ押し迫ってきました。
今日は全国的に大荒れの天気のようですが、
幸い関東地方は、冬晴れとなりました。
先日、当院社労士の橋本誠一郎先生から
興味深いお話を伺いました。
橋本先生は浦和市在住で、
Jリーグの浦和レッズファンであり
試合もたまに観戦されるようです。
そんな橋本先生ですが、
今年の浦和レッズのまさかの逆転負けには、
少し冷めた目で見ているようでした。
実は数年前も、
最終節、最低引き分けで終われば、優勝という状況で
J2陥落予定のチームに負けた「実績」が浦和にあるようで、
レッズファンは、今年も嫌な予感をされていたようです。
実際に、案の定、G大阪に逆転優勝を奪われました。
橋本先生の話しでは、それ以前に浦和市民の心が
少しずつレッズから離れている部分もあるようです。
その理由を説明していただきました。
〜
Jリーグ開始当初は、レッズ生え抜きの選手が多く、
地元からも愛される選手が多かった。
しかし、調子が悪い時期に、
取り繕うかのように、
他チームから実力のある選手を
補強するようになり、
そしてチームは、その補強に頼るようになり、
また他チームから補強する。
それを繰り返すことで、
チーム内からの生え抜き選手が育たなくなる。
悪循環が生まれる。
結局、目の前の対策に追われ
「やり方」に走り
浦和レッズそしてJリーグの理念
「あり方」を忘れ、
いつの間にか、骨抜きになってしまっている。
そのような、
取り繕うことしかしないチームには、
結局ファンの心は離れていく。
〜
しかし、よく考えてみますと、
いまの世の中、目の前の問題、
そしてその「やり方」に追われ
「あり方」を忘れている
局面が嫌気が差すほど多くはないでしょうか?
政治的な対策から
頭痛に対しての対応、
学習塾、習い事でへとへとの子供に至るまで
本当にもううんざりするぐらい、
あらゆることに近視眼的になっています。
そして近視眼的になればなるほど、
忙しくなり、忙しいのに、結果がでない。
低エネルギー状態になっていく
悪循環が生まれます。
「貧乏暇なし。」とは、
非常に意味のあることわざかもしれません。
私が考えるに、
様々な分野で、近視眼的な行動に、
流れとして至ってしまい、抜けられなくなり、
いわば極まっている状況です。
その、極まっている状況を考えますと、
おそらく時代のターニングポイントが近くなっている
あるいは、すでに大きな新しい
動きシフトが始まっている感じが私はします。
どのような、シフトか?
それは、
「やり方」の時代から「あり方」の時代へ。
やり方よりも、
「自分がどうあるべきか?」
きちんと見つめる時代へのシフトです。
相武台脳神経外科では、2014年、
立ち上げから4年目を迎え
実は、準備期間も含めると4月あたりから
「チームとしてどのようにあるべきか?」
あり方を模索していました。
時間の迫られた医療現場では、
基本的に、医師からの
トップダウンの色が濃い現場となります。
しかし、本当にそれが、
チームとしてのエネルギーを持った姿なのか、
職員一人ひとりの価値観と、
理想とする職場はどのようなものか?
それば相武台脳神経外科の理念と
どのような関係性をもつのか?
場所を変えて、服装も変えて、
ヒューマンバリューの長曽さん鬼頭さんのご協力のもと
半年以上にわたりコツコツ模索してきました。
普段の職場の状況とは、
まるで違うので、ぎこちないものはありますが、
素晴らしい長曽さん鬼頭さんのガイドのお陰で、
少しずつ、
チームとしてよちよち歩きが、
できつつあると私は感じています。
よくお話を伺うと、
ヒューマンバリューも、
「あり方」に徹底的にこだわる人材育成会社で
結果をすぐに求めるような会社には、
なかなか理解が得られないのだとのことです。
その意味で、
当院とヒューマンバリューとは、
非常に親和性があるのかもしれません。
私自身、このミィーティングに未来を感じますし、
来年も、継続していくぞとの決意も生まれました。
当院は、これからも妥協しません。
徹底的に「あり方」に磨きをかけていきます。
それが、いま、時代に必要だと確信しているから。
(長曽さん、鬼頭さん、今回も大変ありがとうございました。)
治療範囲 | 保険点数 | 自己負担割合 3割 | 自己負担割合 1割 |
身体の深部にある臓器 | 9,000点 | 27,000円 | 9,000円 |
身体の表面に近い臓器 | 6,000点 | 18,000円 | 6,000円 |
貧乏暇なしのお話、共感します。
私も今年は、『あり方』を模索しました。
方向性が見えて来たので、来年は前進し続けます!
今年は新たな知識をたくさん学ぶことが出来ました。経験を積んで頑張りたいと思います。
ヒヨコさん ありがとうございます。あり方がしっかりしてくるとやるべき事が自然とわかりますね。ありがとうございます。
「やり方」から「あり方」へ
「あり方」が決まると、生き方も変わると思います。
その場しのぎの「やり方」ではなく、こうありたいという気持ちからの行動なら、結果は後からついてくるのではないでしょうか。
A様 ありがとうございます。仰るとおり物事は順番が大切だと思います。やり方を決めると自分がどうありたいのか見失うことがある一方、あり方を定めようとすると自然にやり方がでてきますね。それが分からなくなりやすいのが私達人間の特徴だと思います。
実際、年末年始に掛けて体調を崩し
皆さんにご迷惑をお掛けした身に置きまして、
『あらゆることに近視眼的になっています。
そして近視眼的になればなるほど、
忙しくなり、忙しいのに、結果がでない。
低エネルギー状態になっていく』というお言葉に身に詰まされて
実感致しております。
皆、結果を即実感したくなり、焦り、不安を抱え、本質を見失ってしまいます。
本質を見失わないように身を引き締めたいと存じます。
現在の自分の立場や仕事、あらゆる部分に対しても、どうありたいか考えていきたいです。
私もそうですが、目の前にあるやり方に囚われ過ぎてしまいがちです。これから自分自身がどうありたいのかを自問自答しながら、前に進んでいきたいと改めて考えさせられました。
「あり方」をしっかり押さえていれさえすれば自然と「やり方」が見えてくる
と言う事ですね。
また「やり方」はその時々で,形を変え質を変え変化して行くものですが、
その根本には不変的で決してぶれない「あり方」がなければならないと思います。
「やり方」と「あり方」についてをサッカーチームを例えて表現しているところはわかりやすかったです。結局、目の前の対策に追われ「やり方」に走り浦和レッズそしてJリーグの理念 「あり方」を忘れ、いつの間にか、骨抜きになってしまっている。
やり方だけにこだわらずに、あり方を必ず考えていくことで方向も違ってくるのだということを知ることができました。
ビオレ様 ありがとうございます。「あり方」に意識していきていきたいです。
木を見て森を見ずという言葉がありますが、木だろうと森だろうと、それを見る眼を変えていかなければと思います。自分の心の声にも耳を傾け『あり方』を洗練させていきたいです。
近視眼的な「やり方」にこだわった生き方では、幸福感を感じられないと自覚する人が増えて来たのかもしれませんね。
自分らしい「あり方」に合った、多様な生き方を選択できる社会に移行して行けたら良いなぁと思いました。
「貧乏ヒマなし」は、こういう状態だったのか!と納得しました。
近視眼的な対応は、結局はその場しのぎであり、解決にはいたらない。
手っ取り早く簡単に、何か良い「やり方」はないかと探してしまうのではなく、どうあらねばならないのかを忘れないようにしたいです。
自分自身で考えてみると、問題を解決するときには、目の前のことしか見ていないような気がします。その場限りのやり方で、問題を解決していく。
解決にはなるかもしれませんが、長い目で見たとき、その解決は本当の解決ではないのかもしれません。
やり方よりも、「自分がどうあるべきか?」
問題をすぐ解決するために動くより、少し立ち止まって、自分がどうあるべきか、「あり方」を考えながら進んでいきたいと思いました。