脳神経外科診療に関しての今後の展望 東海大学脳神経外科教授 松前光紀先生最終回
当院は、無床診療所でありますため、
脳神経外科領域として、外科的(手術)な
治療を行う施設ではありません。
主たる行為は、診断、経過観察となります。
そのため、しっかりとした外科的な加療を行う施設と
密接な関係があるということは、当院の診療を継続する上で
大きな前提となってきます。
私自身は、脳神経外科医として、どの大学にも属さず、
土地勘もなく、実績もないため、表面上は、その点に関しましては、
厳しい状況のように感じられるかもしれませんが、
実はご協力いただいている病院に
非常に恵まれています。
当院は地理的に2つの大学病院に挟まれたような
位置にあります。
大学病院以外にも多くの病院に支えられていますが、
大学病院に限っていいますと。
以前 チャンネルSにご出演いただいた、
隈部俊宏教授が率いられる
北里大学脳神経外科。
そして、今回ご出演いただくのは、
東海大学付属病院脳神経外科
松前光紀教授。
実は、おふたりとも僭越ながら、ご縁があり、
隈部教授には、私の宮城こども病院勤務時代に
非常にお世話になっており、
松前教授は、
私の研修病院(国立国際医療センター、現国立国際医療研究センター)
で研修された先輩となります。
そのようなご縁もあり、
現実的に、おかげさまで、
とても安定した診療が当院で可能となっております。
今回は、
松前光紀教授に、当院まで、来院いただき
チャンネルSにてご講演いただきました。
今回は、その第5回(最終回)となります。
是非視聴されてください。
第1回は、こちらより。
第2回は、こちらより。
第3回は、こちらより。
第4回は、こちらより。
本ビデオ講座を視聴していだだくことで、ご理解頂ける内容な下記となります。少しでも、能動的な作業が加わるとより理解が深まります。下記の質問の回答あるいは、本ビデオ講座を視聴後の感想をコメント欄へ書き込んでいただけますと幸いです。
- 脳神経外科の診療所と大学病院との今後の関係性とは?
- 脳神経外科医の多い年齢層とは?
- 医学生が、脳神経外科医を目指すメリットとは?
- 地域の将来を考える上で必要なことは、「〇〇がへること。」を考えること。
- 今後脳神経外科病院の方向性とは?
- 相模原市の特性とは?
- 松前教授が大学の仕事が好きな理由とは?
- 今後、医師が過剰になる理由とは?
- 医師が自分の権利を主張するようになった理由とは?
- 医師になるには、自分の夢があったはずだし、医師になるために
国民の税金が多額に使われているという責任を
現在の若い医師は忘れているのではないか? - 今後、自分の生活の質を保ちながら、
自分の夢を意志が実現していくために、医学生には、
どのような場が提供されているか? - 脳神経外科が、よく病院の1階にある理由とは?
治療範囲 | 保険点数 | 自己負担割合 3割 | 自己負担割合 1割 |
身体の深部にある臓器 | 9,000点 | 27,000円 | 9,000円 |
身体の表面に近い臓器 | 6,000点 | 18,000円 | 6,000円 |
自然豊かな場所は過疎化し、駅の沿線は都心よりは土地が安いのでどんどん家が建つ相模原市…脳神経外科の多様性、可能性を感じました。
源流様 ありがとうございます。相模原市を大切にしていきたいです。