自分の子供への意外な期待?
おはようございます。
6月3日月曜日の朝です。
6月はしっかりと自分自身に向き合える気がして私としましては好きな季節です。
今週も気持ちあたらに、引き締めて行きたいと思います!
本日のお話
①木下晴弘先生の勉強会再度出席
②親御さんの潜在的なニーズ
③当院ができること
昨日は先日に引き続き木下晴弘先生の勉強会に出席させていただきました。
朝から4時間の勉強会でしたが、今回も新たな発見をしかも大量にいただきました。
木下先生の大きなテーマとなっていることは、
内的動機付けをどのようにするか?
自分の本当にやりたいこと、
自分のほんとうの目的をどのようにみつけていくか?
ということが講座の柱となっております。
その方法論として2つのことを教えて頂きました。
①なぜ? 繰り返す。②究極の条件設定を行う。
ある小学生対象の進学塾講師陣の挑戦ストーリーです。
塾の先生の重要課題は、
「顧客」である親御さんたちが本当にのぞむことはなにか?を知る。という事でした。
そのために、用いた手法が上記①です。
母:うちの子に勉強してほしい! 塾講師:なぜ、勉強して欲しいのですか?
母:いい学校に入って欲しいから! 塾講師:なぜ?良い学校に入ってほしいのですか?
母:将来こまるから? 塾講師:なぜ?将来こまるとダメなの?
・・・なぜ? なぜ?
なぜ、なぜと聞いていき、怒らなかった親御さんが、
最終的に行き着いた一言は、なんと、全ての親御さん共通の言葉でした。
こどもに、幸せになってほしいから。
では、幸せな状態ってなんですか?
これも、衝撃的なことにほとんど共通しておりました。
健康で、ある程度お金があって、 世の中の役に立ち、人から慕われ
みんなから感謝されて、、愛する人に囲まれ、笑顔のあふれる人生を送ってくれれば、、、
この言葉のどこに灘中に入って欲しい、
東京大学へ入学してほしいという内容がありますか?
結局表面的にはばたばた騒いでも、
心の底で望んでいることは、どの親も共通している事実があります。
しかし、この学習塾の講師陣は、
当塾に関わっていない親御さんでもこのように感じているのだろうか?
さらなる疑問をもちました。
なかなか全国的にこのような内容のアンケートなど出来るはずもなく、
行き詰っていたところに、悲しいことに
日航機墜落事故の惨劇がおきました。
その事故のニュースの中で、
当時の塾の講師陣が釘付けになった内容がありました。
それは、飛行機が操縦不能となった後の数十分の間に、
書かれた乗客の家族へのメッセージです。
「立派になれ!」「お母さんを大切に。」「どうか仲良く がんばって」
「ママをたすけて下さい。」「しっかり生きろ!」
「立派になれ!」「みんな元気でくらして下さい。」「しっかり生きてくれ。」
これが方法二番目の、奇しくも偶然におきた究極の条件設定です。
自分が30分後死ぬことになったら子供に何をのぞむか?
すごく、すごく、シンプルですね。
結局ほとんどの親御さんが子供さんにのぞむことはシンプルで共通している。
単純に、幸せになってほしい。
幸せの定義の中に、健康は何よりもまず口にされる。
その健康を獲得する方法論を当院は、
この二年間、コアな部分は全くブレずに継続発信しております。
本日の講座を受講し、私たちの提供しようとしていることは、
皆様の潜在的なニーズをど真ん中で捉えていることが再確認され、
ますます責任感でいっぱいになりました。
方向性は間違っていない。あとは、これを継続し続け、
「育む」ことで圧倒的なエネルギーがうみだされてきます。
当院スタッフ、
そして二年間で診察させていただいたのべ約35000人の患者さんとともに、
新しい根本的な「流れ」が少しずつ、生み出されつつあります。
とにかく、
「与え続ける」
これが、人間の根源的な使命と心得、日々精進いたします。
今日も最後まで読んでいただき本当にありがとうございます。
治療範囲 | 保険点数 | 自己負担割合 3割 | 自己負担割合 1割 |
身体の深部にある臓器 | 9,000点 | 27,000円 | 9,000円 |
身体の表面に近い臓器 | 6,000点 | 18,000円 | 6,000円 |
いつも先生のブログ読ませていただいています。
読んで最後に感じる事は、先生はご自身に常に向きあっていらっしゃる、という事です。
良い事も、悪い事も受け入れ、そこから何かを吸収しているのではないかと思います。
今回のブログの内容にもあった様に、私も子供がおりますが、やはり大なり小なり子供に期待してしまうところがあります。
でもやっぱり最終的には、幸せに笑顔でいてくれればそれでいいんです。
究極に言えば、生きていてくれればそれでいいんです。
そう思っているはずなのに、子供たちを頭ごなしに怒ってしまったり、イライラしたり…。自己嫌悪に陥り、自分に余裕がなくなってしまっています。
「無」になる時間を少しでも作る努力をしないといけないですね。
しかたかさん
いつも読んでいただき本当に感謝いたします。
私のことをそこまで理解していただき本当に恐縮です。
木下先生は、人間はまず存在承認:いてくれるだけでうれしいとの承認
をされると奪い合いの精神から与える精神へ変化することができると説明されていました。
存在承認、私もまず、自分自身の存在承認。
そして周りの方への存在承認するように実践してきたいです。
コメントいただき本当に感謝いたします。
加藤貴弘 相武台脳神経外科
今回の内容もとても面白かったです! 人間は色々な事を望みながらも、その究極はとてもシンプルな望みなんですね☆
体が資本!
元気が基本!
というフレーズを昔、森末慎ニさんのCMで聞い事がありますが、人生にどんな望みを持ったとしても、やはり出発点は『健康!』であると思うと同時に、あらためて先生の取り組みが普遍的である事を知ります。
子供さんにのぞむことはシンプルで共通して単純に幸せになってほしい。本当にその通りだと思いました。
本当に望むことを「なぜ」と自分に問いかけていくことで根本的な部分が見えてくるんだと学びました。私もなぜと問いかけていきたいと思います。
親が子に望むこと、幸せになって欲しい、というのはいつになっても変わらないと思います。
いい学校、いい会社に入り、いい暮らしができるように・・・
親としてできる限りのことをしてやろうとしているだけのことなのでしょう。
でも、自分にとって幸せとは何か?
それを考える力を与えるのも親の大切な役目だと思いました。
幸せになってほしい、親だけでなく大切な人にはそうなってほしい、誰もが抱く思いなのではないかと思います。では、幸せって一体なんなのか?どういう状況の時に幸せと言えるのか。果たして、生活するのに充分な収入があったり、みんなから慕われたり…確かに幸せの一部なのかもしれません。でも、結局それをいかせるのは、自分自身があるからこそなんだと思います。幸せになるためには、自分自身のことを知り、それをちゃんと維持していける身体がないと意味がありません。表面だけの幸せではなく、深いところも含めて幸せになっていけたら、そして周りの人達にも伝えられたらと思います。