第19回 マネージメントの落とし穴 1
こんばんは。
相武台脳神経外科加藤貴弘です。
また少しの時間ですが、
おつきあいくださいね。
さて、
私は人間の身体に向き合う現実主義者です。
医師として、一番避けている単語があります。
それは、
「信じる」
という言葉です。
私は、なにか物事に投げかけて
その結果しか相手にしません。
結果を冷静に受け止め、
冷静に判断していきたいです。
それが、医学の進歩の道だと
考えているからです。
もちろん、皆さんの
「信じる」という態度に対して
発言しようとしているのではありません。
私自身のお話です。
逆に私がそこまでいうのは、
医師という職業上
「信じる」という言葉に
非常な危険性をはらんでいると
感じるからです。
そこには、人間のある習性が、
あるためです。
本日は、
その辺りのお話をさせていただきます。
さて、本日も、
理解を深める意味で
下記ワークセッションをご用意いたしました。
ワークセッションに回答頂くという作業が、
深い理解、つまり行動へつながる理解を生み出します。
ぜひ、
こちらのコメント欄へ回答していただけますと幸いです。
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■ワークセッション
ワーク1:人間は目的と手段を混同しやすい習性がある。
ということを例をあげて説明してください。
ワーク2:人間が退化する最も大きな原因は何でしょうか?
会社が退化する最も大きな原因は何でしょうか?
国家が退化する最も大きな原因は何でしょうか?
宗教が退化する最も大きな原因は何でしょうか?
コメントへ書き込んでいただけますと幸いです。
また、
本日のビデオセミナーへの楽しい感想も
お待ちいたしております。
コメントは下記へ
今日も、
最後まで読んでいただき大変ありがとうございました。
あなたの健康獲得を心よりお祈りいたしております。
治療範囲 | 保険点数 | 自己負担割合 3割 | 自己負担割合 1割 |
身体の深部にある臓器 | 9,000点 | 27,000円 | 9,000円 |
身体の表面に近い臓器 | 6,000点 | 18,000円 | 6,000円 |
1,手段を主とし、目的を軽視し、落とし穴にはまる例は多い。ジムでバーベル負荷を誤り骨折する。筋肉をつけすぎて心臓に悪影響をもたらす。指を揉み過ぎて全指の関節を痛め整形外科通院となる。(気持ち良い程度を忘れていたのである。単なる愚か。)
2,これは難しい、退化は人間の運命。となると、力を抜き、謙虚な姿勢で 仮説なる目標の実践をないがしろにしたこと。
1,手段を主とし、目的を軽視し、落とし穴にはまる例は多い。ジムでバーベル負荷を誤り骨折する。筋肉をつけすぎて心臓に悪影響をもたらす。指を揉み過ぎて全指の関節を痛め整形外科通院となる。(気持ち良い程度を忘れていたのである。単なる愚か。)
植樹祭、周囲の山々を伐採し芝生化し、国道から陛下の植樹するところまで新たに道路をつくる。無論生態系等も無視されている。
2,これは難しい、退化は人間の運命。となると、力を抜き、謙虚な姿勢で 仮説なる目標の実践をないがしろにしたこと。
会社、トップの柔軟なる知恵と優れた人脈を失った時。
国家、生体的に捉えれば不必要な器官、機能は退化する。よって不必要な原発、省庁、機関、個を持たない政治家等を人為的に消極せねば。
宗教、圧力団体になった時。
清宮様
ありがとうございます。人間の行動って意外にパターンがきまっていますね。それは治療戦略にすごく役に立ちます。
消極を消去に訂正。
落とし穴のポイント
目的と手段を混同しやすい。目的から手段が一人歩きしてしまう場合が多い。手段に夢中になりすぎると本末転倒になってしまう。
絶えず目的は何かを振り返ることが大切。
自分が考えることは仮説として実行し、再分析評価していく、を繰り返していく事が大切と学びました。6ヶ月間続けていくことはとても大変に感じますが、無理なく少しずつ1%でも進んでいけたらいいなと思いました。
ビオレ様 ありがとうございます。目的と手段は混同しやすいですね。それは人間の弱点だと思います。
加藤先生
いつもありがとうございます。
本日もワークに取り組みます。
ワーク1:健康になりたいという目的で、そのための手段としてバーベルを上げ始めたのに負荷をかけすぎて骨折をしてしまった。
ワーク2:人間も会社も国家も宗教も退化していく原因は新しいことへの対応力のなさだと思います。いま取り組んでいることや起こっている現象を絶対と捉えず、絶えず仮説、行動、検証を繰り返して行くことが重要だと思いました。
常に当初の目的が手段と混同していないかの確認が必要ですね。
佐藤のりみち様 ありがとうございます。惰性で生きていると目的と手段が混同されてしまいますので、いつも自分の行動を見直していきたいです。ありがとうございます。
ワーク1
目的:健康管理 手段:ダイエット 混同:拒食や過食など
ワーク2
人間の退化:疑問を抱かなくなったとき
会社の退化:夢を失ったとき
国家の退化:民衆の生活から乖離したとき
宗教の退化:原理から遠ざかったとき
いつでも振り返れるプロセスのなかで修正を繰り返しながら目標に近づきたいものです。
ホセぺぺ様ありがとうございます。目的と手段は人間はいつも混同しやすいので注意が必要と感じました。
ワーク1
バーベルを挙げる事にとらわれ骨折する。
筋肉を強化する事にとらわれ、心臓に負担がかかる。
ワーク2
人間の退化
利便性を求め人間の本来持っていた能力が低下
社会の退化
少子化で子供を過保護にし、大人になって社会に適応出来ない。
国の退化
上記の問題が相乗した結果
宗教の退化
信仰心ではなく、不満のはけ口になってしまった。
しげともさん ありがとうござます。目的と手段が混同してしまうところに様々な問題がおきますね。