10年間目指し続けてきたこと
今日のお話
①我が母校:広島大学医学部バスケットボール部西医体優勝おめでとう!
②私を方向付けしていること。バスケット部での経験が、今の私を方向付けている?
こんにちは、ここ相武台は、台風の影響は少なかったですが、雨が降ったり晴れ間がでたり、天気の変化の激しい1日となりました。
台風は、温帯低気圧に変わりましたが、大雨の危険が依然として高まっておりますので、十分にご注意ください。
さて、先日少し個人的な話ですが嬉しいニュースが舞い込んできました。広島大学医学部のバスケットボール部が医学生の大会で優勝したとのニュースです。医学生の大会だから、結構ぬるい大会かと思われるかもしれませんが、私達の時代には意外に真剣に戦っていました。負けると甲子園球児みたいに泣いちゃったりします。西日本だけの医学生の大会ですがチーム数が当時うる覚えですが約40チーム以上あり、その中で優勝するのは、意外に至難のわざです。その状況で、私達の時代以来の優勝ということです。
この場を借りておめでとうと言わせてください。
あの当時は、保健学科との合同チームで、広島県の大学リーグで一部リーグ(一番強いリーグ)に属していましたし、広島大学本学の体育会のチームに延長戦までいってもう少しで勝てそうだったくらい一時的に強い時期がありました。世の中に何にも役に立たない事でも、あんなに純粋に一生懸命になれた時代が本当に懐かしいです。
さて、このブログで10年越しのメッセージというコーナーを作って以来、私が10年前、つまり研修医1年目に書いた文章を読み直す機会をもつようになりました。
人生は地図のない目的地のない旅のようなものとも言えますが、10年前の自分、そして今の自分を見つめることで、何もなかった荒野でも定点観測を行うことが可能となります。
この定点観測により、とても特徴的な自分の精神性、潜在意識の方向性が見えてきました。非常に面白かったのでここに記録しておこうと思います。
そこで、浮き彫りにされてきたことは、自分が目指していることが、とてもはっきりしていたことでした。
非常に嫌っていることも、それを真剣に目指すがゆえの嫌悪感だったのです。
その特徴的な二つの詩を挙げさせていただきます。
行動心理学において人の行動は二つに集約されるといわれます。
つまり、
「痛み」をさけて「快楽」を得る。
全ての行動がこれに集約されるといわれております。
ここではっきりしました。
私にとっての痛みは、「すがること」であり、私にとっての快楽とは「sense of unity」を感じ続けること。
「sense of unity」とは共意識、全体意識、あるいは一体感とでもいうものでしょうか?
日本語にしにくい言葉ですが、
過去において、その感覚に至ったことによる奇跡的な経験を、何度か自分自身で経験したり、
テレビでみたりした経験(なでしこジャパンやWBCの侍ジャパンの3連覇など)が自分の精神性をその方向へ向けているのかもしれません。
ただ、漠然とですが人間が持っている根源的な精神の方向性であるのではないかとも最近は感じています。
自分が成長することでその奇跡的な精神性へ進むことができます。
ここで非常に注意しなくては行けない点は、その方向へ進む際に、とても陥りやすい罠があるということです。
その罠にはまった事例をニュースでみたり、周囲の方、あるいはもちろん自分の精神性の中にでも見出してしまう場合があり、
そしてそれがとても陥りやすいため私自身は本当に、その罠に対しては嫌悪感を抱いております。
「sense of unity 」は純粋な感覚であり、感じた時に奇跡的な経験を伴うことが多いです。その際に、その時の奇跡的な経験が衝撃的であるがゆえに、その純粋な感覚ではなく、そこで経験した練習方法や、体験、教え、言葉が全てだと勘違いしてそこにすがってしまうことがよくありがちです。一度成功した人が、次になかなか成功できない罠でもあります。宗教が、バイタリティを失い、腐敗していく罠でもあります。
本当に大切なことは、その純粋な感覚でありその感覚を「実際に」感じるように、「謙虚に」努力すべきなのです。
この、勘違いに気がつくことが出来るかどうか?
それが宗教戦争をなくす唯一の方法だとおもいます。
今日も最後まで読んでいただき大変ありがとうございました。
10年越しのメッセージ
すがりびと
ひとはなにかにすがる
どうしてもね
それはしょうがないこと。
生まれた時から、ひとりだもん。でもね、
対象だよ。
大きなものであればあるほど、独りになれる。
つなげるものは、想像力
せつなの快楽に負けない、想像力
五感を超えた、想像力
だけど、
あるのかなそんなの
ん?
あるさ きっと
遠い夏の日
俺達はいつも喧嘩ばかり
腐りきった毎日
かび臭い体育館
意味もなくここに、集まってくる
あなたは今どうしてるだろう
伝説の全日本女子センタープレーヤー
春、颯爽と現れ、夏の終わりに消えていったあなた
3ヶ月で俺達を西日本一にして。
ほんとは人生教えてくれた
40度を超す蒸し風呂体育館で意識失い走った、
仲間のために走った、声を張り上げた、
つらい時こそ笑え、下を向くな、
つらい時にこそ 全速力で、
意識が朦朧とした時、
赤子のような自分がいる、無心で仲間を信じるだけ
地上でのハードさ、ネットへのソフトタッチ
仲間への気持ちがみなを動かす
nothing but net
仲の悪い俺達
でも一生忘れない
あの瞬間感じた
sense of unity
治療範囲 | 保険点数 | 自己負担割合 3割 | 自己負担割合 1割 |
身体の深部にある臓器 | 9,000点 | 27,000円 | 9,000円 |
身体の表面に近い臓器 | 6,000点 | 18,000円 | 6,000円 |
私が持っている詩集の1節に
奇妙に聞こえるかもしれませんが
この世界で一番安定しているものは
変化し続けるものです
というのがあり、大地の写真が
添えられています。それと同じような事
dえしょうか…
しげとも様 ありがとうございます。変化し続けることのなかに本質的なものを感じていくということかもしれません。そしてより本質的なものを感じられるように自分自身がどんどん変化していく。ことかもしれません。
体験、教え、言葉が全てだと思わず、実際に感覚を感じるように努力していくことで、勘違いに気づくことができるんですね。
その気づきを大切にしていきたいです。
何かを体験するとやりきったつもりになりやすいですが、しっかりと感じることの大切さが分かりました。日常の中でふとした勘違いを、いい方向に向けていきたいです。
奇跡的な経験をしたときの感覚をまた得たいがために、その時の体験、教え、言葉などをハウツーとしてしまう過ち。陥りやすい、安易な人間の傾向です。
宗教やビジネス等々、良いことを広められるはずのものが踏み外す道へ自分たちが向かってしまわないよう、純粋な実感覚を研ぎすます努力をしなくてはいけないのだな、と思いました。