こんばんは、

もう日が変わってしまいました。

昨日は関東地方は、大気が大変濁っており

「自称」花粉症ではない私も目がひどく赤くいたくなった一日でした。

WBCはすっきり勝てて本当によかったです。

その昨日の昼間は、なぜか出不精の私が胸騒ぎがして、スケジュールをこじ開け

五反田まで、横川浩之さんが主催されている日本一のランチ会に参加してきました。

すごく驚いたことには、

会場でお話頂いた全ての方が

非常にエネルギーに満ちた方ばかりでそれぞれにさらにインスピレーションを刺激されました。

いろいろ勉強させて頂きましたが、

まずなにもメモをみずに頭に強烈に残っている一言を、

ブログを読んでいただいている皆様にプレゼントいたします。

最初のスピーカーの國武栄治さんのお話からはまず、成功の80%は「情熱。」という言葉が、私の心にぐさっとささりました。

何かに挑戦している場合、必ず一度ならず何回も「絶対絶命のピンチ」は降り掛かってくるはずです。それをもろともせずに、突き進ませてくれるのが、小手先のテクニックではなく、情熱! ということを教えていただきました!

そして

次のスピーカーである木下晴弘さんからは、情熱を生み出す秘訣を実は教えていただいてしまったのです。このお二人別に打ち合わせしていた訳ではなかったようなのですが、すごいタイミングでのお話でした。

以前このブログでも内的動機付けという言葉をださせていただきましたが、

その内的動機付けが「持続する」ことで「情熱」と変化する。

持続させる「ガソリン」はなにか?

それこそが、「目的」であるというのです。

目的とは、人生の目的、生まれてきた目的、自分自身の役割りであるというのです。

生まれてきた目的を確信して内的動機付けを「継続的」に「実感」できている状態が

「情熱」を生むのです。

私は、今では、自分の「目的」を「継続的」に「実感」できておりますが、

振り返れば、研修医時代は、その「目的」を求めて自分の心が彷徨しておりました。

この言葉を頂いて自分の過去を振り返ると

昔は、ただ彷徨していただけだとおもっていた

自分の行動の意味がものすごくシンプルに理解することができました。

私は研修医時代、「死」ということが非常に恐怖でした。恐怖だけども、人として一人前になるために向き合う必要があると、怖くて怖くて泣きべそをかきながら、なぜか自分の一番怖いところへ飛び込んでいったきらいがあります。

その行動の意味が、木下さんのお話を聞いて氷解いたしました。

対極を見ることで本質が見えてくる。

「陰」をみて「陽」をしる。陰を見てこそ陽を深く理解することができる。

つまり私は「生」を知りたかった。つまり、私は「死」と真正面から向き合うことで、

自分の生きている「意味」「目的」「役割り」を 無意識に探し求めていたのでした。

木下さん!ものすごい気付き本当にありがとうございました。

 

10年前に書いた研修医時代の詩を引用させてください。

 

10年越しのメッセージ 研修医時代の詩集より

陽光

                   Ⅰ

僕は逃げていた。

臆病で、勇気を持てず

大切なこと、勘違いして終わってしまう。

自分の今いる小さな世界に自己満足して、

想像力とは無縁に

自分は正しくいきてる

いくら大きな声で叫んでも、

多くの人を傷つける。

僕は君から、おそわった

高校入学も決まり、春休みの誕生日パーティー。

君に運命のなだれが押し寄せた。

翌朝、僕は、

「運命にしたがおうよ。」そう、心の中でつぶやいた。

でも、君の魂の瞳は何の迷いも無く、

今の現実、そしてこれからのその恐怖に打ちひしがれることなく

未来を

信じた。

僕は何の覚悟もできないまま

君の魂に、引きずられた。

勝ち目の無い、戦いと僕は決め込んで

そのうち、君は、僕の手を引くように、

自分で息ができるようになり、

僕らの言葉が分かるようになり

しかし、いくら元気になっても、君の中に 静かに佇む病魔

君が明るく、元気になるにつれ、冷たくあざ笑うかのように寄り添ってくる。

あるとき君は言われた。

君も僕らも命がけの戦いになる。

君は勇者のように、何の迷いもなく

戦場に飛び込んだ

・・・

戦いの間中、僕は泣きべそをかいていた。

止まることの無い、血の海が、術者を、君自身を信じられなくしていた。

でも、もう引くわけにはいかない。

瞬きひとつしない術者。

勢いのおさまらない運命のなだれ、

戦いの場では多くの魂が固唾をのむ。

修羅場と化す戦場

二十時間近く仁王立ちの術者は、

恐怖と孤独感に押しつぶされそうになりながら、

もう戦場の誰もが、明るい平和を頭に描くことすらできなくなって、

誰一人術者と君の魂の視線の先を信じていなかった。

次の日の朝、奇跡的に君は眠りから覚めた。

僕は、毎日毎日君の枕元にいった。

君はひょっとして、

僕を医者と思っているかもしれない。

でも、君に会うのは、

僕のため、

君にあって救われたかった。

君を疑った弱い僕を、謝りもせず笑顔でゆるしてもらおうと

毎日君に会いに行った。

君は、いつの間にか、話ができるようになり、ご飯が食べられるようになり

そして、歩けるようになった。

高校生になることを夢見て、一緒に英語の教科書も読んだ。

僕が君に会いに行くと決まって楽しい話を考えていてくれる。

何でも、すぐ、笑い話にしてしまう君の明るさ。

君の周りはいつも明るく花が咲いていた。

僕は有頂天だった

…。

 

10年越しのメッセージ 研修医時代の詩集より

 

 

 

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