「自立」への方法論を、世界レベルへ思考を広げてみます。
I am the captain of my soul. I am the master of my fate.
〜私は、わが魂の指揮官であり、わが運命の支配者なのだ。
(ネルソン・マンデラ 1918-2013)
今晩は、自立に関して少し考えてみたいと思います。
当院の理念:自分の健康は、自分で責任をもつ。
私は、自分が
「現実主義者」であると考えていると同時に
絶えず、「現実主義者」になろうとしております。
日々、
自分自身のなかから、
「信じている要素」を削ぎ落とすことを追求して、
医師としての自分を向上させています。
言葉にすると簡単そうですが、
専門職であればあるほど、
この作業は、実は難しいことなのです。
どうしてもその専門技術を
「信じて」しまう部分はでてきてしまうし、
非日常的な現場である手術に日々追われていると、
自分の行っている仕事が本当に
「現実の患者さんのため」なのか?
という思考をもつことから
外れてしまうことがあります。
これは、実際上は、
医師が人間である以上、
とてもゼロにすることが、
難しい部分です。
というのは、
自分はもちろんですが、
先輩医師で
それらの部分をゼロにして、
患者さんと向き合っている医師に
今まで出会ったことがないという
事実があるからです。
さらに、自分のしている医療行為が、
正しいと「信じて」行ってしまう要素が
現代医療のなかでは、特に多い印象を受けます。
(ここでは、詳記は致しませんが、、)
その状況で、
現在、私は、
自分の外科医としてのキャリアを捨て、
様々な、しがらみから離れ、
ただ、一つのメッセージ
「体の声を聴き続ける。そうすれば健康への道が拓く。」を
ご縁を頂いた方にお伝えすることのみに
専心して日々診療させていただいております。
私達が生きている地球上、
宇宙の中の出来事は、
「法則」のなかで動いています。
その「法則」から外れることは、
現実には、ないのです。
もしあるとすると、
その法則では、
説明つかないまた
別の法則があるだけなのです。
人間の体でいうと、
健康への扉は、
どんな名医でも他人が拓くことは出来ない。
というのは、法則に近い事実であろうと感じます。
何度も言いますが私は、現実主義者です。
現実の「法則」をバイアスを入れずに捉え、
その上で、戦略を考えます。
医学部で6年間勉強して、
医師になって10年間、勉強して、診療を経験して、
医師の力で健康を獲得した患者さんに出会えていませんし、
情報として入ってきてもおりません。
医師の手術や治療が、
健康獲得へのきっかけになった場合はありますが、
最終的には、健康獲得出来るかどうかは、
自分自身の問題になってくるのです。
自分自身が体と向き合うしかないのです。
お父さんお母さんからいただいた体に、
きちんと向き合う。
結局、症状とは、
その「向き合い方」を教えてくれている現象だと
私は考えています。
逆に、体と向き合うことで、
つながって連動している、
「命の営み」を感じることができ、
そして、様々気づきを得、
自分自身の魂の成長を得ることができる。
魂が成長すればするほど、
文頭のネルソン・マンデラ氏のように、
依存から脱却し自立した人間になることができる。
結果として「自立」を手に入れることができる。
自分の体、心、魂、運命全てに
責任をもつことができるようになる。
私達、相武台脳神経外科は、
「体と向き合うこと」を提言しています。
そして、命の鼓動を感じ、
自然に体への感謝の念が湧いてきたとき、
体との戦争状態が終結し平和が訪れます。
そのバランス状態が、
健康状態であると私は考えています。
そのようなバランス状態であれば、
体のなかに、がん細胞が存在しても、
患者さん本人は、感謝の念に包まれているでしょう。
肉体を通して肉体を超越可能なのです。
これは、
関係性の創造の方法とも
いうことができるかもしれません。
体との関係性で、
「依存状態」や「孤立」の状態から
「自立」の状態へ創造していく戦略、
それを私達は、お伝えしております。
さらに、
この関係性を学んでいく過程で、
別の角度からも、
現実主義者としての戦略のたて方を
考え学ぶことができます。
今回は、
国際関係という切り口で紹介させてください。
現在、
日本は、アメリカ合衆国の属国であるという事実に、
異論を唱える識者はいないと思います。
今後の私達日本の「自立」への道を、
方法論を、
とても具体的にわかりやすく、
提案されている方がいます。
国際関係アナリストの北野幸伯さんです。
北野幸伯さんは、1970年生まれ、
ロシアの外交官とFSB(元KGB)を専門に養成する
モスクワ国際関係大学卒業後、
カルムイキヤ自治共和国の大統領顧問に就任。
その後、プーチン大統領の側近、Z氏とともに、
日本企業誘致目的の会社を立ち上げたり、
日本政府とロシア政府の
パイプ役として影で尽力されていたようです。
現在は、
世界情勢と日本の自立へ向けた情報発信をロシアから、
メールマガジンと本の出版によってされています。
政治素人の私が、
北野さんをすごいと思ってしまうのは、
1999年からのメールマガジンを
全てネット上で公開されていますが、
15年前に、
分析予想されていた将来の世界と
現実の現在の世界が
ほとんど違わないという驚異的な事実です。
世界情勢に、偶然はない。全ては必然である。
(プーチン最強講義P38より)
北野さんの分析方法は至ってシンプルです。
まさに、
単純な原則を捉え、
本質の流れを鮮明に見抜いていきます。
さらに、北野さんは、
日本の具体的な自立への道を提言されています。
15年前まで、日本と同様に
アメリカの属国でありながら、
華麗に国家の自立を成し遂げ、
さらに、アメリカ合衆国を
覇権国家から引きずりおろした国があります。
それが、
ロシアです。
そして、その リーダーが、
昨年アメリカの経済誌「フォーブス」に
世界で最も影響力のある人物として選ばれた
プーチン大統領です。
確かにロシアと日本では、
状況が違う部分もありますが、
本質的なところで日本国民として
非常に勉強になる部分が多いです。
その北野さんの著書
プーチン最後の聖戦
日本自立のためのプーチン最強講義
この二冊は、是非お勧めです。
これからも、ときどきこのブログでご紹介させていただきたいと思います。
今日は、自立への方法論を 角度を変えてご紹介してみました。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
治療範囲 | 保険点数 | 自己負担割合 3割 | 自己負担割合 1割 |
身体の深部にある臓器 | 9,000点 | 27,000円 | 9,000円 |
身体の表面に近い臓器 | 6,000点 | 18,000円 | 6,000円 |
昨年2013年年初の北野幸伯さんのメルマガ転載
以下転載
RPE Journal===================================================
ロシア政治経済ジャーナル No.892
2013/1/1号
=================================================================
★2013年、自立人間(あなた)が日本を救う
新年あけましておめでとうございます!!!
本年もよろしくお願いいたします!!!
いや~、2012年12月21日はなにごともなく過ぎ去り、無事2013年
を迎えることができました。
ありがたいことです。
とはいえ、日本には、リアルな問題が山積みです。
しかし、新年ですので、政治の話はなしにしましょう。
今回は、「日本が自立するために一番必要な」話。
▼栄える国、滅びる国
人類歴史を見ればわかりますが、ある国に「自立人間」が多い
国は栄えます。
逆に「依存人間」が多い国は滅びます。
たとえば、ソ連は「国が全部決める計画経済だから、あんたが
たは奴隷のように働きなさい。そのかわり、医療費も教育費も
無料だから」
という社会でした。
それで、滅びました。
イギリスも、サッチャーさんが登場するまで、社会主義みたい
な国だったんです。
財政赤字が深刻で、IMFから金を借りなければやっていけな
い状態だった。
イギリス経済は当時、「欧州のお荷物」と呼ばれていました。
逆に、日本にしてもアメリカにしても、「お上は税金を取るだけ
の存在。アテにならんから自分でやるしかない!」
という時代に、メチャクチャ発展したのです。
中国も、国が経済に干渉するのを減らし、「あんたら好きに稼
ぎなさいよ!」と決めてから、急成長がはじまっています。
私は、古典派や新自由主義者のファナットではありません。
国が利益を再分配することも大事でしょう。
医療費だって、アメリカみたいにバカ高くなったら大変です。
今みたいにデフレの時代は、国が「有効需要」を増やすこと
も大切。
それはそれとして、「自立人間が多い国は栄える」ということ
、ほとんどの皆さんが、同意してくださることでしょう。
▼自立人間って何?
ところで、「自立人間」ってなんでしょう?
普通、学校卒業して就職し、「給料もらえるようになれば」
社会では、「一人前」「自立人間」と認めてもらえます。
とすれば、日本人のほとんどは「自立人間」ということで、繁栄
しているはず。
ここでは、世間一般とは違う「自立」の定義をご紹介します。
世界的、歴史的名著
●「7つの習慣」
(詳細は→ http://tinyurl.com/928a9 )
の著書コヴィー博士は、「パラダイム」(物の見方やとらえ方)
で「依存」「自立」を説明されています。
「依存人間」のパラダイムは、「あなた」である。
たとえばAさんが、自分の不幸について
・がみがみ妻(あなた)が悪い
・能力のない上司(あなた)が悪い
・やる気のない部下(あなた)が悪い
・足をひっぱる同僚(あなた)が悪い
・バカな政治家(あなた)が悪い
などと考えていれば、どんなに給料もらっていても、
コヴィー博士的には「依存人間」であると。
じゃあ、「自立人間」のパラダイムは?
これは「私」であると。
Aさんと違ってBさんは、同じ状況にありながら、こんな風に
考えています。
・妻ががみがみいうのは、俺(私)の愛が足りないのかな?
子育てでストレスたまってるのかな?
メシにさそって、不満きいてみよう
・上司がボーっとしている分、俺(私)ががんばらなきゃ
・部下はやる気ないが、俺(私)は、彼らのモチベーション
をあげるために何ができるかな?
・同僚が足をひっぱってるが、(私が)のみに誘って、懐柔し
ようか・・
・日本の政治はどうしようもないが、俺(私)の会社は俺の裁
量でなんとでもなる。がんばるぞ!
上の例を見ていただければわかりますが、
依存人間は常に他人を非難し、
自立人間は、同じ状況下にありながら、「私ができること」に
フォーカスしています。
長期的に見て、どっちが繁栄するか、すぐわかりますね。
▼自立人間になる方法
上の話を読んで、「あ、俺依存人間だ!」と思われた方。
「あ、俺自立人間だ!」と思われた方。
いろいろいるでしょう。
「あ、俺依存人間だ!」と思われた方も、心配する必要はあり
ません。
一日で「自立人間」になれる方法がありますから。
なんでしょう?
「依存人間」というのは、自分以外の何者か(親、妻、夫、上
司、会社等々)
にコントロールされているんです。
いや、会社にいたら誰でも上からコントロールされますが、
「心まで」
支配されているのです。
じゃあどうすればいいかというと、まずは「心」が支配されるの
をやめればいい。
どうやって?
「自分(私)が決める」
ようにすればいい。
外から見た状況は全然変わらないかもしれませんが、「私」が
「今年何をするか?」
「どこにむかっていくか?」
「私自身」で決めるのです。
これを一般的に【目標を立てる】といいます。
「成功哲学」をちょっとでも学んだ人は、下の話ご存知でしょう。
1979年、ハーバード大学MBAの卒業生に、「目標について」
質問しました。
結果は、
・3%の人は、目標を紙に書いていた
・13%の人は、目標はあるが、紙に書いていない
・84%は、目標がない
で、10年後どうなったか?
目標はあるが、紙に書いていない人の平均年収は、
目標のない人の2倍でした。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
目標を紙に書いていた人の平均年収は、
なんと目標のない人の【10倍】でした!
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
どうですか?
これが、人生を人任せにしている【依存人間】と
自分で自分の人生の舵取りをしている【自立人間】
の違いです。
「自立人間が多い国は栄える」
と書きましたが、こんな調査結果からも違いがはっきりわかり
ますね。
▼目標のたて方
「よっしゃあ!、俺も目標立てるぞ!」
1、年収を1億円にする
2、フェラーリを買う
3、豪邸をキャッシュで買う
4、モデル級の美女なのに、性格が最高の人と結婚する
だいたい、男はこんな目標を立てるものです。
しかし、現実とあまりにもかけ離れていると、ただの「妄想」
「夢想」で終わってしまいます。
そもそも「目標」が実現されずに終わってしまうのは、
「自分が何を本当に望んでいるか?」
がわかっていないから。
では、どうすれば、「自分が望んでいること」を理解すること
ができるのでしょうか?
神田昌典先生から教わった方法。
これ、私も毎年12月31日か1月1日にやってます。
目標を設定する前に、まず
「自分の人生で【嫌】なこと」
を書き出すんです。
【嫌】なことっていうのは、本当にリアルですね。
感情がこもってます。
たとえば、Aさんは、
・月末、金が足りなくて苦しい
・妻から金のことをブツブツいわれてムカつく
・赤ちゃんの夜なきが激しくて眠れない
・だから昼間眠い
・上司の性格が悪い
・仕事にやりがいが感じられない
・満員電車で通勤するのがイヤ
・おなかがポチャポチャしてきた
・体重が100キロだ
とまあ、いろいろいろいろ出てきた。
いくらでも好きなだけ、正直に書き出します。
その後、間髪いれずに「目標」(=やりたいこと)を書き出す。
すると、その目標が実現された暁には、「ムカつくことが無い、
とても少ない」世界がひろがっているのです。
まだやったことがない方は、だまされたと思ってやってみてく
ださい。
今までとは全然違う、「自分の真の欲求」に気がつきますよ。
ちなみに「目標設定の方法」が分からない方。
神田先生の
●「非常識な成功法則」神田昌典 フォレスト出版
(詳細は→ http://tinyurl.com/al3uz )
がお勧め。
「キレイゴト」が好きな人にはお勧めできませんが、
やれば必ず効果が出る方法です。
▼「日本の自立」は、「私たちの自立」から
私たちの望みは「日本の自立」です。
私の願いは、
「日本が、アメリカ幕府の『天領』でもなく、
中国の『小日本省』でもない、
『自立国家』になること」
それで、私自身ができること
「わけのわからない世界情勢を、世界一わかりやすく伝える
こと」
「日本が自立するための、現実的方策を示すこと」
を今年もつづけていく決意を固めています。
たとえば、今回のメルマガを読んで、
全世界3万5000人の読者さんが、「目標」をたてた。
それで、10年後、ハーバード大学の調査のごとく、皆さんの
年収が「10倍化」した。
年収400万円の人は4000万円に。
年収1000万円の人は1億円に。
年収1億円の人は10億円に。
そしたら、波及効果で、周りの景気だってよくなるはずです。
なにはともあれ「自立」のパラダイムは「私」。
「会社のせいで・・・」
「政府のせいで・・・」
それはそうなんですが、それをふまえて「私」に何ができるか、
考えて、実行してみましょう。
「私」が、
「日本を自立に導くのだ!」
そう、
日本の救世主は、
あなたなのです。
2013年、これを読んでくださったあなたに、
よいことが、雪崩のごとく起こります!( ^ ▽ ^ )
今年も、よろしくお願いいたします。
2013年1月1日
モスクワより
北野幸伯
自立とは本当に難しいものです。
そこには自己責任という覚悟が必要です。
私達は、生まれてすぐに自然と(食事やメンテナンスが必要ですが)身体を手に入れ、通常は健康に過ごして行きます。
それでも本来は疲れが溜まると免疫力が弱まり、自己防衛力も低くなる。
”身体を休めなさい”というシグナルに、年を重ねる程耳を傾けられなくなる。
いつでもそこに、シグナルは存在し、自己免疫力を整えようとしているのですね。
自立とは、そのシグナルに耳を傾け、従えることなのでしょうか。
みんみ様 ありがとうございます。自立とはすごく難しい言葉ですね。自立という言葉が嫌いなかたは、きっとその言葉の意味を誤解されている気がします。自立とは相互依存状態を自覚することから始まると私は考えています。少しずつブログでも内容を話していきたいと考えています。
体と向き合うことで、いろいろと感じ取ることができ、そして気づきを得ていくことができること、私も日々の中で感じていきたいと思います。
自立…人間は色んな人とコミュニケーションをとって、人間関係を築きながら生活しています。そのバランスが崩れると依存になってしまい、自立から遠ざかって行きます。人は1人では生きていけないけど、自立もしないといけない。ご機嫌、良い塩梅、良い加減全てバランスを常に意識して行く事が大切だと思いました。
しげとも様 ありがとうございます。勉強になりました。良いバランスで生きていきたいです。
「自立人間が多い国は栄えて、依存人間が多い国は滅びる。」
by北野幸伯さん
私は、自分の体と心に向き合い、自分の健康、幸せに責任を持って行きたいと思っていましたが、「私たちが自立することによって、国が栄える」という視点に、驚くと同時に腑に落ちるものを感じました。
「日本の自立」は「私たちの自立」から。
自分と向き合うことの重要さを感じました。
嫌な事を書き出し、その後目標を書く……
確かに現実的で、問題解決出来そうな目標が立てられそうだと思いました。
さとも様 ありがとうございます。実際に書きだしてみるといいろんな気付きがあるきがします。
病気になり、治療してもらい治ったとしても、それは症状がおさまっただけで健康を獲得したことにはならない、健康を手にいれてそれを継続するのは自分自身しかできないということがよくわかりました。自分は健康だ、と思っていても、自分の体に無頓着でたくさん動いてくれる体に感謝できないようでは、健康であると言うことはできない。自分の体の声も聞くことができず、どういう状態であるかわからないのでは、いつまでたっても健康を手に入れることは難しいのだと思います。うわべだけの健康ではなく、自分の芯から健康になるように、体の声を感じ取っていきたいと思います。