「楽しむ」ことが、最高の良薬。
こんにちは、二月最後の水曜日です。
寒さは大変厳しいですが、春の気配も少しずつ感じるようになってきました。
現在の相武台は、ひんやりしていい感じのたそがれ時です。
それぞれの家庭から夕飯の香りが漂い、帰宅の足音がするこのような時間帯に
勤務医時代は、外の空気を味わうことがめったにできませんでした。
今日は、私としましては非常に贅沢な時間を堪能しております。
水曜日は当院は、基本的に休診日ですが、
一つのメッセージをお伝えするための土台となる力をつけるため、
私たちは様々な可能性に挑戦しております。
本日は、先月も来院してお話頂いた小川康先生に来院していただき、
「薬草茶」の勉強会を行いました。
まずは、薬草に関しての基本姿勢、それは、
「楽しむ」
ということ。
それが、一番大切。
得てして、世の中では、薬草に関して、「効能、効果」が先走ってしまいますが、
何よりも「楽しむ」
そして、
飲ませてあげる相手をおもって、手間ひまをかける。
薬草採取に数時間、それを洗って、異物をとって、乾燥させて、、、
そして、相手の目の前で、お湯を注ぎ
そっと、思いをさしだす。
「そこに汗はあるのか?」
その、一杯のお茶を飲ませてあげる行為のなかに、
相手を癒したい気持ち、
そして、お茶をいれてくれた相手の手間ひまを受ける、愛情を受ける気持ちが交じり合います。
その愛情を受けて飲む、一杯のお茶は、
何にも代え難い、二度と作れない一期一会の「名薬」。
ここまで崇高な医療行為はないかもしれません。
その空間の中には、様々なよい空気が流れます。
その手間、時間、お茶そのもの全てを「楽しむ。」。
そしてそれを受け取る患者さんは、五感をフル活用して愛情の深みを受け入れます。
もう一つ、
「口に入れる瞬間、その食べ物がいま自分の体にあうか合わないか、人は判断している。」
美味しいとおもう薬は、実はその人が欲しているのです。
つまり、五感はものすごく重要で、
ただ、都会生活をしているとその五感を押し殺して生活してしまっている側面があるため、
現実的にはなかなかすぐには、感じることができない部分が多いですが、
感じようとし続けることが大切だとおもいます。
感じようとし続ける。聴き続ける。
やはりその食品が体に良いかわるいか、薬が自分にあっているかあっていないか、
こまごまとした効能効果よりもご自分の感覚に聴き続けることがものすごく重要です。
「体の声を聴き続けるそうすれば健康への道が拓ける。」
この言葉の重要性が、
一つ一つの各論を通して少しずつ、浮き彫りにされていきます。
充実した時間を小川先生本当にありがとうございました。
治療範囲 | 保険点数 | 自己負担割合 3割 | 自己負担割合 1割 |
身体の深部にある臓器 | 9,000点 | 27,000円 | 9,000円 |
身体の表面に近い臓器 | 6,000点 | 18,000円 | 6,000円 |
五感を大事にして、日々を生活していけたら素敵ですね。普段は五感なんか使って生活していない自分を反省します。これからは感覚を日々受け止めていけるよう、先生の理念の体の声を聴き続けるということを忘れずに生活していきたいと思います。それが何よりの楽しみになるように。
ビオレさん ありがとうございます。都会で住んでいると感覚がとても落ちてしまうことは病気を引き起こす大きな原因となります。ありがとうございます。
私も、日々五感を磨く努力をしていきたいです。
今まで気付かなかったことに気付くこと、小さな変化を感じる事って本当に大事だと、最近身を持って体験しています。五感を磨くことで、人を思いやる気持ちも養っていけたらと思います。頑張ります!
メルヘンうさぎ様 ありがとうございます。感覚を磨いていきたいです。すごく貴重な体験されてすごいです。
「楽しむ」
簡単そうで、とても難しいことだと思います。
自分自身が楽しみ、そうすることで相手への愛情を注ぐことができたら…と思います。
マイケル・ジョーダンは、どんなに緊迫した試合状況でも結局大事な事は『楽しむ事』と言ったそうです。
日々、楽しみを自ら作り周囲にもたらして行く。こんな生き方したいです。
五感は、本来人間にとても重要なはずのものですが、感じにくくなっている現代の生活環境が残念です。
かたくなにバランス良く作ろうとするばかりでなく、食べたいと思うものが身体が必要としているとか、自分にあうか合わないかは本来わかるはずなのだなと思うと、もっと欲するままに食べたいと思ったものは食べよう!と思いました。
「楽しむ」ことは、簡単そうだけれども、難しいなぁと日々感じてます。五感を研ぎ澄まし、心身ともに楽しんでいきたいです。
楽しむ事、五感を活用する事心がけていこうと思いました。
源流様 なにかいつも楽しまれているような感じで素晴らしいです。
高級なものや、自分の大好きなものを食べるときは、じっくり味わい食べていると思いますが、毎日の食事の場合、じっくり味わってないように思います。普段食べることのない高級な食べ物だけではなく、普段の食事もじっくり味わい、さらには食べられることに感謝しなければいけないと思います。そして、五感すべてを使い、楽しんで食べることができれば体も喜ぶと思います。忙しくて、手短に済ませてしまうこともある食事ですが、そういうときこそ食べること、食べられることの幸せを感じ、さらには五感をフル活用していきたいと思います。