それぞれのがん奮闘記:30代男性 Aさん(これまでの自己変化)第1回
高濃度ビタミンC点滴を、がん患者さんに
当院で、提供させていただくようになり、
二年余り経過いたします。
そもそも、当院の存在理由は、
体からのメッセージを
通して、体との向き合い方を
お伝えしていくということにあります。
もちろん、がん患者さんにおいて、
治療が功を奏することも
逆の場合もあるとは、思いますが、
いずれにしても、病気という体験を通して、
ご本人が「生きていてよかった。」と思える状態に、
なるお手伝いができれば、
当院の役割りを果たすことができたのではないかと
考えます。
もちろん科学的に、
治療効果を評価するという医師としての姿勢も忘れずに、
当診療所として役割りを築きあげていきたいです。
その意味で高濃度ビタミン点滴を開始して、
二年あまりにおいて、少しずつ、
患者さんからの振り返りのレポートもでてきております。
患者さんご自身からのレポートというものは、
実体験に基いており非常に貴重なレポートになり得ますし、
現時点で、重い病気を患っている方に
とても参考になると思いますので、
すこしずつ、このブログ上にあげさせていただきます。
(注意、医学的には、一人の患者さんに効果があった
治療法は他の患者さんにも効果があるということには、なりません。
その点は、十分に注意され、最終的な、
治療法の選択の参考にされていただけましたら幸いです。)
下記 Aさんによる文章をそのまま転載。
これまでの治療による自己変化 1
2015年7月に右精巣腫瘍の摘出手術を受けた。
何年も前からタマタマちゃんの左右の垂れ下りが違うことが気になっていたが左右違うこともあるんだろうと思い気にせず過ごしていた。しかし2016年6月になんか気になったのでお風呂にはいったとき触ってみたら右側のタマタマが硬く石みたいになっていた。町の泌尿器科を受診し、触診・超音波・尿検査を受けたが医師は血流が少ないといいこれは動きますからねといって詳細の病名を言わなかった。総合病院を紹介され触診のみで当日に精巣腫瘍で即摘出、
事前検査せずに明日手術し2~3日で退院といわれた。私は、不信感を覚え北里大学病院で検査を受ける意向を示し 、事前の血液検査、CT,超音波,触診で精巣腫瘍の可能性が高く、更に左大動脈傍リンパ節が1.5cm程度腫れていることがわかった。
手術は、避けたかったが完治率90%以上で予後が良いタイプであることから手術を受け、8月下旬から2gry/日で計30gryを下腹部と左大動脈傍リンパ節へ照射した。
現在、健康状態よくリンパ節は現状と変りなく腫瘍マーカー、その他数値も異常なく
経過観察中である。
まさか自分がという心境だった。幅広い年代で発症するが特に30代半の発症率が高く10万人に1人の極稀なガンである。他の臓器へ転移する可能性もあるため治療法を調べてみた。すると日本では、ガイドラインによる3大標準治療(手術、抗がん剤、放射線)がメインであった。なるべく体に負担のかか らない方法で治したいと思い安保先生の本を読みe-クリニックへの登録、がんサポートを行っている本村さんのメールやりとりへ登録した。知人からの情報やがん細胞は、低体温、低酸素、高血糖、ストレスによる免疫力低下が原因と書いてあったりした。
そこで安保先生の本に書いてある低体温、低酸素、高血糖、ストレスによる免疫力低下をキーワードに、食事、運動、メンタルと放射線治療も受けていたので会社の人の勧めで補助治療としてビタミンC点滴を受けて治していこうと考えた。
それぞれのキーワードを自分に当てはめてみた。なんとすべてに症状が当てはまったのである。
低体温:35度台であり37度の熱で体がふらふらになる。
低酸素:猫背で姿勢が悪く呼吸しても体中に 新鮮な酸素がいっていない感じがした。
高血糖:なにせ甘いものが好きで仕事が21:00過ぎに終わり帰宅後、食事前にアイスのスーパーカップ1カップやかりんとう半袋またはキットカット半袋を食べたりしていた。
免疫力低下:2~3年前からちょくちょく風邪を引いて市販薬を飲んだりしていた。
けがや傷ができても子供のころは、自然にかさぶたができて治っていのに知らない間に
自然に治らなくなり痒くなって黄色い汁がでてステロイド系の副腎系軟膏で治している状態であった。また2013年に客先トラブル対応で3~4か月間、平均残業70時間以上/月で帰宅は0:00過ぎもあった。また2014年は、生産工場で量産不具合があり社内対応に追われていた。2015年年初めから虫歯など歯のトラブルや帯状疱疹 、A型インフルエンザに罹った。業務多忙によるストレスから緊張状態が続き交感神経優位になっていた。白砂糖の摂りすぎ(お菓子)で体内酸性化で虫歯など口腔内トラブルを招いてしまったかもしれない。
本当にすべての条件に当てはまり面白いのである。体が壊れていったのである。そこで改善を行った。
・低体温
まず体を温めるべく遠赤外線がでる三井温熱治療器を知人の勧めで購入した。
熱がやわらかく気持ちがいいのである。体を温めることは、リラックス効果がありストレス減、免疫力UPになると考えている。
また、ミネラル鉱泉浴でお風呂に入るとずっと体が温かく老廃物がでている感じがする。真冬は、長い靴下と背中にほっかいろをやるとポカポカして気持ちがい い。体が冷えを受けやすい体質なので冷やすものは摂らず、温まるものを摂る。
以上 Aさんによる文章を転載、
次回に続く。
治療範囲 | 保険点数 | 自己負担割合 3割 | 自己負担割合 1割 |
身体の深部にある臓器 | 9,000点 | 27,000円 | 9,000円 |
身体の表面に近い臓器 | 6,000点 | 18,000円 | 6,000円 |
とても貴重な情報だと思います。ガンだけにとらわれず、今までの生活を見直し、勉強して改善方法を見出した姿勢は素晴らしいと思いました。誰もが参考にし、実践出来ることもありぜひ取り入れて行きたいです。
源流様 ありがとうございます。続編も是非よろしくお願いいたします。
病気を受け入れ治療し現在に至るまで、様々な葛藤や苦悩があったのではないかと思います。
自分が何故その病気に至ったか?
様々な手段を使って 客観的に病気と向き合えるようにになったこと。
体の暖めや生活の改善を行うことが必要と考えられるようになり 実行されているのがとても凄いことだなぁと思いました。
私も 自分の身体に何時もありがとうと感謝しつつ 自分の病気と向き合っていきたいと思いました。
病気になると、病気と向き合うが、自分自身の生活習慣を見直そう!と、思えることがすごいなと思いました。自分と向き合うことが、本当大切だなと思いました。