第16日目「戦略俯瞰」
こんばんは。
相武台脳神経外科 加藤貴弘です。
今日1日お仕事ご苦労様でした。
今日も少しですので、
楽しみながらおつきあいください。
本日のお話は、
今までのビデオセミナーで
血圧管理が必要な理由
そして
血圧管理の方法論(手段)
をお伝えしてきました。
以前にもお伝えしましたが、
人間は、
目的
と
手段
を
混同してしまうという
悪い「くせ」があります。
手段に溺れて、
それが目的にならないように、
絶えず、ターゲットを見据えて
その手段を洗練していくという
作業が
戦略の中で必要になってきます。
それが
俯瞰する。
「戦略俯瞰」と題した意味です。
要するに、すこし距離をとって
冷静にご自分の行動を見直してみましょう。ということです。
その方法を
お伝えいたします。
さて、本日も、
理解を深める意味で
下記ワークセッションをご用意いたしました。
ワークセッションに回答頂くという作業が、
深い理解、つまり行動へつながる理解を生み出します。
ぜひ、
下記ののコメント欄へ回答していただけますと幸いです。
コメントは下記へ
■ワークセッション
ワーク:
高血圧診療において医師の役割を図を書いて説明してください。
その図を見ての、感想を、下記へコメント頂けますと幸いです。
今日も、
最後まで読んでいただき大変ありがとうございました。
あなたの健康獲得を心よりお祈りいたしております。
治療範囲 | 保険点数 | 自己負担割合 3割 | 自己負担割合 1割 |
身体の深部にある臓器 | 9,000点 | 27,000円 | 9,000円 |
身体の表面に近い臓器 | 6,000点 | 18,000円 | 6,000円 |
家計のお財布を例にとると、収入と支出あり。借金状態になると取り立てにくる。
健康にとっていいこと、悪いことの収支バランスで決まる。悪いことに傾くと症状が出てくる。という例とてもわかりやすいです。
今までの自分の生活習慣の積み重ねであまりにマイナスが続くと症状が出てきてしまうことを。症状がでていなくても体に悪いことをしているとマイナスに偏って生活してしまっていることもとても怖いことだと感じました。
体にいいこといい習慣身につけていきたいです。
加藤先生
本日もワークに取り組みます。
ワーク:
高血圧診療において医師の役割を図を書いて説明してください。
その図を見ての、感想をコメント頂けますと幸いです。
外科手術などと違い、高血圧治療においての医師の役割はプレイヤーではなくてコンサルタントに近いと感じました。そしてプレイヤーとなり行動を起こす必要があるのはもちろん高血圧を患っている我々ということになります。
生活習慣を変えていく作業は、とにかく患者のほうがしっかりしていないとダメですね。
次回もよろしくお願いします。
佐藤のりみち様 ありがとうございます。佐藤様のように立ち位置を踏まえるといろいろなことが見えてくることがあります。いつもありがとうございます。
健康の収支バランスまで医療機関に面倒を見てもらうわけにはいかない。
ホセぺぺ様 ありがとうございます。収支バランスが崩れて マイナス借金状態になったときに医療はお金を貸す役割かもしれません。
ワーク
医者の役割
体にとってマイナスな事が体にとってプラスな事より上回り、症状が出た時それに対応する。
つまり、いかに体にプラスになる事を増やし、マイナスな事を少なくする事が重要だと思います。
しげとも様 ありがとうございます。要するにお財布の管理と同じですね。
ワーク: 高血圧治療において医師の役割を図に書いて説明して下さい。
健康管理のすべて
+95 右肩 −99
健康にとって 下がり 健康にとって
良い事 悪い事
ーーーーーーーーーーーーーーーー
マイナス状態・症状出現
↓
医者の役割=治療行為
家計管理は、自分で責任を持って行わなければならないのと同じように、お医者さんの治療行為が必要とならないように、自分の健康にも自分で責任を持つ必要があるのだなと思いました。