不整脈が原因の脳梗塞
おはようございます。
今週は急にあたたかくなるようですので、寒暖の差にお気をつけください。
相武台脳神経外科の目指していることは 「病気でない状態」ではなく
「健康で気持ちのよい状態。」
そのための、方法論を少しずつお示しし、さらにその方法論を実践して得た「結果」
を科学的に 検証していく作業を現在行っています。
しかし、それ以前に、現実として、当院が果たさなくてはいけない役割が、たくさんあります。
その、一つ
「塞栓性脳梗塞」です。
これは
血中にできた「ゴミ」が脳血管につまって起こる現象です。
ゴミができる原因の多くは、
心房細動という 不整脈です。
不整脈により、血液がよどみ、流れがなくなると固まる性質のある(止血のため)血液は、心臓の中で一部固まってしまい、脳へ、その「ゴミ」がながれ、そして詰まり、脳梗塞となります。
その予防の「武器」として
人類は抗凝固薬という薬をもっています。
新しい薬も発売されていますが、現在、主流のワーファリンという薬があります。
その薬は、効きすぎると様々なところで出血してしまいますので、 小まめな 効き具合のチェックが必要です。血液を採取しチェックします。
しかし、脳卒中診療を最前線で行っている医師の手応えでは、
ほとんど そのワーファリンのコントロールが行われていないというのが実情のようです。
実は臨床医にとってワーファリンは、効きすぎると出血してしまうので、本当に怖い薬なのです。
実情では弱め弱めにコントロールして結局、脳梗塞になるケースがおおいです。
その状況をまず打破するために、当院では
クリニック内で3分以内に
ワーファリンの効き具合、「PTINR」を測定することが可能となりました!
しかも大量に採血せず、毛細血管から血液を一滴とり検査します。
私たちの本当の目的は、もっと病気になる前の体の改善なのですが、
明日にでも脳梗塞になるやも知れない方を、
ぎりぎりのところで救助することもさらに重要な任務です。
簡単にできそうでなかなか難しい 塞栓性脳梗塞の予防。
当院は、きちんと、勇気をもって責任を果たします。
共通の志のもと、切磋琢磨しともに成長するチームメート随時募集中。
(相武台脳神経外科の情報をLINEからも配信しております。)
備考 当院ハイパーサーミア
がん治療にお悩みを持つ方は多くいらっしゃると思います。
当院ではそんな患者さんへ無理せず続けられるがん治療を
提供したくハイパーサーミアを導入しております。
悪性腫瘍の患者さんにおいて 「ハイパーサーミア治療をしない理由」が思いつかないということです。 ひとまず、がんに対して どんな治療をされていても、どんな考え方をしていてもそれに対して邪魔をしないし、リスクがかなり低い、保険診療でも可能、命のリスクのさらされている場合は、スマートに治療しようと考えずにリスクが低いものに関しては、ひとまずチャレンジしてみるという姿勢もサバイバルには大切ではないかと思います。
まずは当院へご相談ください。
料金表
ハイパーサーミア料金表
当院では保険診療で実施できるのは、治療開始から2ヶ月間で8回までとなります。
それ以降は基本的には自由診療となり全額自己負担となりますのでご了承ください。
<保険診療での料金>
治療範囲 |
保健点数 |
自己負担割合 3割 |
自己負担割合 1割 |
身体の深部にある臓器 |
9,000点 |
27,000円 |
9,000円 |
身体の表面に近い臓器 |
6,000点 |
18,000円 |
6,000円 |
<自由診療での料金>
ハイパーサーミアのみ
1回券 |
25000円+税 |
5回券 |
円(1回分23000円+税) |
10回券 |
220000円(1回分20000円+税) |
ワーファリンコントロールは大変なんですね。効きすぎると出血してしまうし、聞いていないと塞栓症になってしまうなんて。今は少量の血液でPTINRの値を確認できるようになって便利になった分責任も大きくなってくるんだと感じました。
ワーファリンのコントロールの重要性がわかりました。
しげとも様 ありがとうございます。ワーファリンは昔からある薬ですが、最近同じ目的の薬剤で、来院ごとの採血チェックが不要で、納豆も食べられる薬剤も発売されているため、該当される方は医師あるいは薬剤師に問い合わせていただけますと助かります。