水上治先生 インタビュー第2回「日本でなぜ補完医療が浸透しないか?」
こんにちは、
相武台脳神経外科です。
当院は、今月から本格的に、
保険外診療である、
超高濃度ビタミン点滴療法を
開始させていただいております。
そこで、
今回チャンネルS市民公開講座では、
補完医療の分野でパイオニア的な存在である
水上治先生をお招きしてお話をいただきました。
水上治先生につきましては、こちらから。
水上治先生とのお話は、今回2回目となります。
初回の映像はこちら。
今回も、非常に内容の深いお話となっております。
その分、部分的にわかりにくくなっておりますが、
今回の映像は可能でしたら、
複数回視聴されることをお勧めいたします。
医療に対しての不安が明るい希望になることと思います。
少しでも、能動的な作業が加わるとより理解が深まります。 本ビデオ講座を視聴していただくことで、御理解いただける内容は下記となります。 下記の質問の回答あるいは、本ビデオ講座を視聴後の感想をコメント欄へ書き込んでいただけますと幸いです。
●アメリカ合衆国のがんセンターでは、鍼灸治療が行われているのに、日本のがんセンターではそんな雰囲気もない。
日本の補完医療が遅れている原因は、水上先生は、医学教育に問題があると、ご指摘された。
その、西洋医学以外の医療が日本で受け入れられない理由を、加藤は2つあげた
それは、なにか?
●西洋医学が、答えを未だに出せていない問題とは、どのようなたぐいの問題か?
●西洋医学では、心の存在を証明できているか?もし証明出来ていなければ、心は存在しないのか?
●日本の文化が大切にしてきたものはなにか?
●日本の医学教育において「こころ」に関しての教育は十分か?
●西洋医学は 人の身体を3次元で判断する。しかし、現実に人の身体は3次元で判断可能なものか?
●もし不可能であれば、あともう一つどのような次元を付け加える必要があるか?
●加藤は医者として、患者さんに何に対しての提言をしていきたいと考えているか?
●水上先生は患者さんに対して何を、提供していきたいと考えているか?
●患者さんのニーズに答えることが、本当に正しい医療か?
●加藤は患者さんの潜在的な深い部分のニーズにアプローチしようとしているが、
それは何を提示することでアプローチ可能と考えているか?
●加藤は身体との関係性を考える上で、ある事実を知ると、
とたんに様々な視野が広がると考えているが どのような事実か?
●水上先生は、病気から遠ざかるために人間の身体は何をすればよいと設計されていると考えられているか?
最後まで、ありがとうございました。次回第3回も是非お楽しみに。
治療範囲 | 保険点数 | 自己負担割合 3割 | 自己負担割合 1割 |
身体の深部にある臓器 | 9,000点 | 27,000円 | 9,000円 |
身体の表面に近い臓器 | 6,000点 | 18,000円 | 6,000円 |
日本の考え方は、今まですり込まれたことが多く、西洋医学以外でも体にいいことがあるのに受け入れにくい環境になっている。
医療費に対して裕福、無宗教の方が多く、権威ある方を信じてしまう傾向が強く、お金があれば健康が保てる。という甘えの構造があり、科学で解決できるんだと蔓延しているという事実があることが、理解できました。
人間には心があること。医療においても心を大切にしていき、心と心の対話が医療なんですね。なかなか、心を理解し、医療をしている人とは病院で働いてきて、出会いは少なかったと思います。病気の部分、体の一部分しか、お医者さんはみてくれない人が多く、手術をして終わり、その後はお任せみたいな感じが多いように感じます。
また、補完医療についての理解も少なく、患者さんに自由に選んでもらえるように、患者さんに情報を与えていくこともできていないので、きちんと色々な方法があるという情報を与えていく環境が何より大切ですね。
それを元にして、原因をきちんと戦う。自動操縦されていること、生かされている認識があると見方がかわってくることを伝えていけたらと思います。
リラックスして、穏やかにエンジョイするようにしていくことが大事で、きちんとメカニズムを受け止め、うまくライフスタイルに生かしていくと病気の発生も少なくなっていく。と先生たちはお話されていましたが、そのことを知っている日本人は少ないことは残念なことです。私も自分と向き合い、発信できるように人との関わりを大切にしていきたいです。うまく文章がまとまりませんでしたが、勉強になりました。ありがとうございます。
ビオレ様 ありがとうございます。冷静に現実を分析され今後につなげていく姿勢勉強になりました。みんなで力を合わせて楽しくしていけたらとおもいます。
西洋医学もそうですが、
私は一度、回復不可の状態に息子が陥ったことがあるので、
医療現場の意欲や姿勢にも疑問を感じます。
まず回復しない、最悪の状態を前提として医療を施している気がします。
勿論、無駄な期待を与えるのもいけませんが、
心の存在というか、見えない、データとして存在しない部分での医療の存在も
とても重要だと思います。
私達は、その心の治療でとても癒され治癒して参りました。
みんみ様 ありがとうございます。最悪の状態を想定して対処することは必要ですが、そこには「心」がほしいですね。貴重なご経験教えていただきありがとうございます。
「医療は心と心の対話」
医者には、西洋医学的治療の情報にプラスして、補完医療の情報、「自律神経が緩めば病気を遠ざける」など、身体の仕組みに関する情報を提供していただく。
そして患者も、自分と向き合って、どのような人生を送りたいのかを考え、お互いの対話の上、納得できる選択肢を選んでいけたら、心穏やかに治療を受けられる気がします。
西洋医学は余命を明確に伝え患者さんに西洋医学の中から治療を選択させている現状です。他の治療について知らないというのが大半だと思うのですが、それを隠すためなのか完全否定してしまう医師もまだ多いように思います。
余命を告げられ精神的に病んで病状を悪化させてしまう方、逆に医師の言葉を受け入れず、自分から他の選択肢を見つけ出したり、他の治療をしなくても気力、生命力で余命以上に生きられる方。前者も医師の伝え方次第で希望を見出だし自分自身の生命力でもっと生きられたのかもしれないのです。医療は心と心 の対話、リラックスしていれば病を遠ざけるということを意識していきたいです。
さとも様 ありがとうございます。おっしゃるように心を大切にしていきたいです。