関野吉晴さんインタビュー第二回「忘れられた原始感覚」
こんにちは、
今回は前回に引き続きましてチャンネルS のゲストに、
関野吉晴さんをお迎えしてお話をお伺いしました。
関野吉晴さんは、なんといいましても、
「グレートジャーニー」人類拡散の道を、
人間や動物の力だけで逆走したことで、有名な方です。
「1993年から10年もの歳月をかけ、
人類発祥の地アフリカから祖先の拡散の足取りを辿る旅、
グレートジャーニーを開始する。
この旅行はフジテレビでシリーズ化され放送されている。」
(ウィキペディアより抜粋)
昨年2013年には上野で、
グレートジャーニー展も開催されました。
人類拡散の道を、10年という歴史から考えると短い期間で、
(我々の日々の時間感覚からすると、とても悠大ですが、、)
自動車などの動力を一切使わず、足跡を切れ目なく刻んだのは、
人類史上関野吉晴さんただ一人です。
それは、様々な奇跡と強い意志が重なって可能となった、
とても貴重な偉大な結果であることは、
その、一端であるテレビ番組を視聴するだけでも理解できます。
私達相武台脳神経外科は、絶えず、
「体の声を聴き続ける。そうすれば健康への道が拓ける。」
という一つのメッセージを提言し続けています。
それは、つまり、体との関係性の提言でもあります。
あるものを理解する時、
どこで、理解の「ピント」があうか、絶えず試行錯誤します。
試行錯誤とは、つまり、
距離を変えてみたり、
見る方向性を変えてみたり、時には、
理解する時間感覚を変えてみたり、します。
つまり、理解を深めるために
ふだんの立ち位置をかえてみることは重要です。
海外旅行することで、
自国のことが理解できたりすることがあります。
ただ、私達は、
自分の人生で経験できることは限られております。
その事実を踏まえ、10年かけて、
地球規模の経験、
人類拡散の逆追体験をされた関野吉晴さんの言葉は、
とてもとても新鮮で、刺激的なお話でした。
是非今回も、
何かのお役にたてていただけますと幸いです。
今回のビデオセミナーで、得ることのできる情報は、下記の質問の答えとなります。 少しでも、アウトプットすることで、理解が深まります。 下記の質問の答え、または感想をコメント欄へ記載していただけましたら幸いです。
- ブータン王国が目指すもの GNPではなく 〇〇◯。
- 物質への欲望の方向ををかえるために 欲望の方向をどの向きにかえていくとよいか?
- 一番身近な大自然とは?
- 現代人が低下している能力とは?
- 関野さんが、その能力を取り戻すために企画した イベントとは?
- 西洋人が思考のベースにある、自然に対しての関係性の意識とは?
- それに対して、カヌーでの航海を通して関野さんが感じたことは?
- その思いを裏付けたような日本の2011年3月の出来事とは?
- 自然とは、コントロールすることではなく、なにかが大切か?
「人間は、自然無しで生きることができないにもかかわらず、気持ちが自然から離れている。」 - 関野さんが、わざわざ「余計なこと」と思われることに挑戦する理由とは?
- 5kgの鉄を作るために、必要な砂鉄の重さは? 必要な材木の重量とは?
- 関野さんがクレートジャーニーを始める決意をした経験とは?
- その経験をとおして、関野さんが大切だと感じたこととは?
今回もお付き合いいただき大変ありがとうございました。また、第3回(最終回)も是非おたのしみにしてください。
治療範囲 | 保険点数 | 自己負担割合 3割 | 自己負担割合 1割 |
身体の深部にある臓器 | 9,000点 | 27,000円 | 9,000円 |
身体の表面に近い臓器 | 6,000点 | 18,000円 | 6,000円 |
ブータンの人達の90%以上が『自分たちが幸福である』と感じているのには
正直驚きます。
私達は毎日のメディアから発信される、『如何に他人が幸福であるか』に影響され
すぐに手に入る物質的な欲望を満たそうと躍起になって自分を追いつめて
『○○でないから自分は幸福でない』と自己暗示を掛けているようです。
GNH=国民総幸福量
その感覚をもっと日本にも取り入れて欲しいと思いました。
文化・環境・伝統で政治を行う。生活を潤していければ私達もGNHが上がるのでしょうか。
欲望に目を向けるのではなく、身近な大自然である身体にまず目を向けること、
病気を恐れるのではなく、他人からの情報で右往左往するのではなく、
落ち着いて自分の身体を知り、感謝することは全く世間から感じない事柄です。
みんみ様 ありがとうございます。自分にとって幸せってなにかな?と問いかけることが大切だとみんみ様の感想を読んで気づきました。お金は幸せへの手段に過ぎない。医療も幸せへの手段に過ぎない。では、自分にとっての幸せとは????みんみ様貴重なきづきありがとうございます。
私自身も周囲に目を向けても、
病気になったり困難に陥ったりした時に
今一度自分の身体と向き合い、意識する人は居ません。
身体のあらゆる機能が自動で動いてくれるので生かされてるとは
未だかつて誰からも聞いたことがありませんでした。
第6感などという言葉は耳にするけれど、
自分の五感を取り戻そうとして、そこから新たな気付きを得ようとする
そこには真摯な姿勢が必要だと思います。
如何に便利な新しいガジェットを生み出し、
それを使いこなすことに躍起になり、
自分自身の神秘である五感をおろそかにすればするほど
衰えていってしまい、後には混乱が待っている。
そこで 人は何も出来なくなっていってしまうのですね。
正直怖いと感じます。
みんみ様 ありがとうございます。「生かされている」その単純なことを思い出すだけで、いろんなことが見えてきます。そして、その単純なことを忘れていると非常に騙されやすい人間になってしまいます。つまり、現代人は、騙そうとしている人間にとって格好の餌食になりやすいのです。本当に怖いですね。貴重な気付きありがとうございました。
原始感覚で自分を取り戻すことは
現代社会で生きている間はなかなか難しく感じました。
しかしながら、この夏小さな命を預かった時、
教えられていないのに上手に卵を産み、雨風に守られるような行動をしていたのを見て
人間も本来は自動的に”生き延びる術”を備えているのだと痛感しました。
自然は神だ、とのことでしたが、まさにその通りだと思います。
抗うことは不可能であり、
幸いをもたらし、懲らしめも与えられ、人はそれを受け入れる。
自然が無ければ生きていけないのに、
何とかコントロールしよう、抗おうとして失敗する。
文明の発達は自然を知ることを忘れさせてしまうのですね。
人工的なものを取り除いても、人は一からやり直して生きて行ける。
その言葉が印象的であり、勇気にもなりました。
みんみ様 ありがとうございます。極端に考えるとその考えが正しいのかどうかわかりますね。貴重な気付きありがとうございます。