体との向き合い方 体の手入れの習慣化が必要な理由2
おはようございます。
すごい、気持ちのよい空です。
空がせまい都会でもこの気持ちよさ、
この辺りは通勤のため、みなさん結構はやおきです。
クリニックの前の道を早足で駅へと向かいます。
今日のお仕事のことで頭が一杯でしょうか?
ふと目線をあげるとすばらしい世界が広がっています。
さて、
「体と向き合うこと」のお話です。このお話の流れは
①当院にかかる患者さんの症状の原因のほとんどは、「自律神経の異常」
②「自律神経の異常」は医者は治すことができない。
③ではどのようにするのか。
④その方法の陰に隠れているのが、「人の体は、なおる方向に流れている」という法則
⑤治癒の方向へ、絶えず流れている、その流れを感じる方法とは、
⑥気軽にできる方法とは
でさせていただいております。今日は②③のあたりのお話です。
自律神経の不調からくる症状は多種多様です。
頭痛、めまい、不眠、神経症、うつ、肩こり、頸こり、多汗症、パニック障害、、
それらに対し
医師ができることに限定するとすると、
もっともわかりやすい物は、それぞれの対処療法としての、薬の処方です。
頭痛なら、頭痛薬。 めまいならめまい止め。 不眠なら睡眠薬。など
これらの症状の原因は何だったでしょうか?
自律神経の異常、変調です。
ここでもう一度確認です。
「自律神経の変調は医師が治すことはできない。」
もし、頭痛薬をのんで頭痛がなおったと喜んでいる方、
めまい止めをのんでめまいがおさまったと喜んでいる方
睡眠薬を飲んで不眠症がおちついていると喜んでいる方
今現在の現実はそのような目先の利益に飛びつく方に、
とことんつらい現実が押し寄せる状態となっています。
その現実、100年前と違う現実、として私が考えることは二つあります。
現実1
医学の進歩により、寿命がのびた。医学の進歩は寿命のみをのばした。
これは前回お話しいたしましたので、今回は現実の二つ目です。
現実2
日本の生活環境が、気がつかないうちに、ストレスの多い環境となっている。
防腐剤、食品添加物、化学繊維、電化製品、携帯電話、自然をなかなか感じにくい都会での生活
国が定めた基準をクリアしているから、安全だと信じることはあまりにも危険です。
現実に、ご家庭で普通の生活をしているのに、
アトピー性皮膚炎、喘息、片頭痛の子供さんが増えてきている実態に対してはきちんと向き合うべきだと考えます。
ただ、だからといって、反社会的になる、外国に引っ越すとか、あまりにも非現実的です。
しかも、なんの解決にもなりません。
生きていれば自分の周りでさまざまことがおきます。しかし、周りの環境のせいで自分が不幸とか被害者意識になるのは、賢明ではありません。
ではどのようにすればよいのか?
そのことをすこしずつ明日以降お伝えできればと思います。
今日は、読んでいただきありがとうございました。
治療範囲 | 保険点数 | 自己負担割合 3割 | 自己負担割合 1割 |
身体の深部にある臓器 | 9,000点 | 27,000円 | 9,000円 |
身体の表面に近い臓器 | 6,000点 | 18,000円 | 6,000円 |
全てにおいて、周りのせいにせず、自分自身を正しい方向へ向けて歩んでいきたいです。
周りの環境のせいで自分が不幸とか被害者意識なることは簡単ですよね。でも解決策にもならない。どう進んでいったらいいのかということを考えていかなくてはいけないと思いました。
日本人の生活環境、習慣はどんどん変わってきていますね。そんな中、生き方も価値観も違う人々が同じ地域、会社、学校などに暮らしていると、様々なジレンマやトラブルが発生するのは自然なことかなと思います。
自分自身がどう生きるか? 周りに影響され過ぎずに主体的に生活していくことが大切だと感じました。
今、自分がどのような状況なのか、まず把握してどのようにしていけば良いか?考えていかないといけないと感じました。
しげとも様 ありがとうございます。仰るとおり自分自身の状況を把握することが重要ですね。
周りのせいにするのは簡単で、その瞬間は自分も楽になった気がしますが、実際は自分と向き合うのを避けているだけなのかなと、思います。自分と向き合うことが、自分の健康に責任を持つことの第一歩なのかと、思いました。
自律神経の変調は、自分でなんとかするしかない。
自分でもやっとその事が理解でき、対処する事ができるようになりました。
まず自分が身体の声をきき、状態を知ろうとすることから。
多くの人に知ってもらいたい事実です。
長く生きていればいるほど、いろんなストレスはかかってくると思います。それを完全に排除するのは難しい、というか不可能です。それに伴い、何かしらの自律神経の変調が起こるのは仕方がないと思います。自分で体の不調を感じたとき、「ひどくないし、なんとかなるだろう」と思うのではなく、少しの不調のときに対処していく。そうすれば、少しの時間で改善できるはずです。
自分のことをわかるのは、自分でしかないですから、毎日の変化にいち早く気づいてあげたいと思います。