専門外ですが、、 アトピー性皮膚炎の改善速度に納得できません。
こんにちは、
本日は、大変涼しい 体育の日です。空は快晴で、秋を体中で満喫できた休日でした。
さて、少し専門外ですが、アトピー性皮膚炎の改善速度に関しまして一言お話させてください。。
私は、私の周りのアトピー性皮膚炎の方の改善速度に全く納得できないのです。
アトピー性皮膚炎を治そうと考えた場合、二つの側面から、アプローチが必要と考えます。
①体全体的な健康バランスを整えていく側面 → 通常 投薬などで医師が行っています。その前提として生活習慣、環境を整えることがものすごく重要です。
②皮膚の傷を治すという側面 → 通常 患者さん個々にまかされているケースがおおい。
以上のような、二本柱で考えていくことはどうしても必要ですが、今回は、②にしぼらせてください。
(①に関しても、気になることは多いですが、、、)
まず、前提としまして、傷に関しての西洋医学の捉え方は意外に、すすんでいないということを、しっかりと受け入れるべきです。これは、大げさに言っている話では全くなく、事実数年前まで、傷の創面に消毒液を塗るというのは、医師の間で常識でした。むしろ消毒液を塗らない医者の方が、野蛮人かのごとくに扱われていた時代がありました。
しかし、ここ数年夏井睦先生などのご努力のおかげで、その常識がだいぶ変わってきました。現在は、傷の創面に消毒面を塗るようなことは、治療を促すどころか、逆に傷害しているという考え方が大勢を占めています。5年前と医師の口から出る言葉が 180度変わっています。
難しい、遺伝子や腫瘍などの研究はどんどん進んで細かく専門化されていきますが、意外に身近で患者さんが実際に困っている話題は医者の関心がほとんどいっておらず、間違った常識が蔓延している現状があります。患者さんに身近な話であればあるほど、看護師さんの方が熱心に勉強されています。ほとんどの医者にとって傷はあまり関心がありません。なぜなら、何をしてもなおるから、消毒液で毎日傷つけても、実際時間をかければ、患者さんが痛みをがまんすれば、なおってしまうから、、汚いながらも、、
しかし、アトピー性皮膚炎は、毎日毎日かゆい、掻きたくなくても寝ている時などに無意識に掻いてしまい、知らないうちに物理的に毎日皮膚を傷つけている。そして結局なおっていかない。
まず、今回の治療の提言のキーワードは「利用」です。創面からは傷口を治そうと、治すための浸出液が出てきます。それを乾かしたり拭き取ったりせず、創面の上である一定の湿度をもって閉鎖することが基本です。その浸出液こそ、傷を治す成分で満たされているのです。
そこで、利用①浸出液を利用する。 ②かゆみを利用する。
この二つを利用できる者として 難しい薬品などではなく、単純にワセリン、が利用できます。
かゆいときに、掻くのではなくワセリンをひたすら手のひらで塗込む。そのことで 創面に浸出液が閉鎖される。ワセリンが創面の保護にもなる。(ワセリンは安く どこでも手に入ります。こちら)
またかゆければかゆいほどワセリンを塗るモチベーションになる。
ワセリンが塗られていると、夜無意識に引っ掻いても皮膚の保護になります。
ワセリンは安価で身近すぎるのであまり、使わないかもしれませんが、意外に効果があると考えます。たまたま、スタッフでアトピー性皮膚炎に困っていた者がいましたので、左肘のみこの方法を試してみました。写真の取り方が下手で大変申し訳ございませんが、もともと左肘の方が皮膚炎の状況が悪かったのですが、この治療法を一ヶ月行ってもらい写真をとってもらったものが下記になります。
治療前の写真がなくてすみません、、
一ヶ月以上、この「実験」を医師として続けたかったのですが、このスタッフから衝撃的な言葉をいただきました。
「右肘も同じ方法でしてよいですか?」
!!! あれだけ、ワセリンなんてと馬鹿にしたような感じだったのに、、、でも効果を認めてくれたことですよね。
意外に創傷の面だけを気にするだけでもかなりよくなります。
そのことがあまり、世の中に知られていないと考えるだけで、本当に身近なところに、健康への可能性がごろごろあるということに気づかされ、これからのやりがいを感じます!
今日も最後まで読んでいただきまして大変ありがとうございました。
治療範囲 | 保険点数 | 自己負担割合 3割 | 自己負担割合 1割 |
身体の深部にある臓器 | 9,000点 | 27,000円 | 9,000円 |
身体の表面に近い臓器 | 6,000点 | 18,000円 | 6,000円 |
ワセリンでアトピーの改善があるんですね。すごいです。私はアトピーはありませんが、ストレスなどでたまにアトピー性皮膚炎ぽい症状がでることがあるので活用させていただきます。ありがとうございました。
ワセリンは、人が持つ自然治癒力を生かす治療が出来る、大変優れたものだと感じました。
皮膚の傷の手当ての方法は近年本当に見直されてきたと実感しています。
ワセリンを使った治療法は褥瘡にも有効だということで、介護の現場などでその治療法を行っているところに遭遇したりするのですが、副作用などもほとんど聞いたことがなく、大体の方が肌に潤いが保てて、綺麗になっている気がします。
ワセリンは透明の魔法のようなものだと思います。自然治癒力、大事にしたいです。
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アトピーは、悪化すれば精神までダメージを受けたり、いじめなどにより性格をゆがめてしまう危険性のある、命を奪わないまでもその人の人生に大きく影響を与え続けるものです。
傷に対する考え方が変わってゆくように、人間本来のあり方により、治療が困難である状態から早く抜け出せないものかと思わずにいられません。
細胞は液性環境でないと活躍出来ないのだと再認識させられました。
また自然治癒力に身を任せるスタンスが素敵です。
写真を見れば百聞は一見にしかず。
先生の思いが実を結んだ、瞬間ですね!
余談ですが、百聞は一見にしかずには実は続きがあるようで…
百見は一考にしかず
(いくら沢山見ても、考えなければ前に進まない)
百考は一行にしかず
(どんなに考えても行動を起こさなければ前に進まない)
百行は一果にしかず
(どんなに行動しても、成果を残さなければ成長しない)
こういう生き様でいたいです。
ワセリンは、幼いときから手荒れなどに使用していましたが、アトピーに効くのは驚きました!身近で手に入るワセリンを、これからも使い続けたいです。
小児科のアレルギー疾患をメインにした病院の病棟にいたので本当に悪化した状態以外はワセリンは大切だと説明していました。皮膚のバリア機能をサポートしてくれます。風呂上がり10分以内に塗布する事も重要で入浴して10分過ぎるとどんどん乾燥が進むからです。どのような疾患も体が持っている力を引き出したりサポートする事で強い薬でなくても改善する事を小児科のアレルギー疾患の子供達と接して学びました。もちろん環境整備、生活習慣、ストレスも多いに関連している事も入院を繰り返す子供の家庭訪問をして実感しました。その子は喘息でしたが、生活指導を私が担当し、先日母親と偶然10数年ぶりに再開し、焼き鳥屋で仕事する程まで発作がほとんどなくなったと聞き間した。病院から通学していたのでとっても嬉しく、生活指導の重要性を再認識しました。
さとも様 ありがとうございます。やはり生活を徹底的に見直すことはとても重要で、体と戦っていると泥沼化してきる気がします。体からの症状はサインだと思って受け止めていきたいです。
人間の体は、傷ついた時、浸出液が出たり、膿が出たり、なんとか治そうと頑張っています。できれば、そのまま見守っていたらいずれは治るかもしれませんが、そこにワセリンを使用することで、傷を保護して治していく。
余計な薬を使わなくても、ワセリンを上手く使うと良いことがわかり、勉強になりました。
そういえば、先日、何の気なしにワセリンのリップクリームを買い、夜に使っていたのですが、なんとなく、今までより調子がよいような…
ワセリンのお陰ですね!
これからも、ワセリンを上手に取り入れていきたいです。
今、自分自身の肌で試していることがあります。化粧品を使わないようにすることです。
歳を考えると、通常そんなことをしていいのか!?と思われることですが、肌断食をしています。
顔を洗ったらどうしても乾燥がひどいところだけに薄く白色ワセリンをつけます。
最初は辛かったですが、もう慣れました。
私はアトピーではありませんが、かぶれたり、トラブルが多く、どうしたらいいものか模索していました。これからも化粧品や化学薬品、洗剤や香料等についても考えていきたいと思っています。
ワセリンのみを使う肌断食をしてみて、自分の治癒力を阻害しないことがとても大切だと分かりました。アトピーの場合は程度にもよるのかもしれませんが、人はその力を弱めてしまっていることにもっと気づかなければならないのではないかと思います。
私が参考にしたのは、北里大学病院で美容医学センターをつくった宇津木龍一先生の本です。化粧品を使っていては解決しない、と今のスキンケア方法を提唱しています。
何にでも言えることだと思うのですが、問題はいつも自分の内側にある。
解決策は自分自身の内にあると言えるのではないでしょうか。
更年期突入しアトピー皮膚炎が悪化しました。漢方薬(猪苓湯、桂枝加黄ぎ湯)とステロイドで2ヶ月目ですがあまり改善せず、今迄、出た事もない浸出液と肩、両腕の赤身と熱感で悩んでます…