トラウマが生きグセを決めている
おはようございます。
相武台地方はすこし暑さは和らいでおります。今のうちに体調を整えてくださいね。
さて、私達相武台脳神経外科のスタッフは、木下晴弘さんの勉強会を時期をみて受講させて頂いております。
そこで、大変興味深いお話を頂いたのでシェアさせていただきます。
まず、人は
愛されたい欲求を満たされた経験:+のトラウマ
防衛反応が侵害された経験:−のトラウマ
それぞれのトラウマが蓄積され、それらが、「生きグセ」を形成する。というお話をいただきました。
そのトラウマによって形成された「生きグセ」からの行動は、本当の自分からの行動ではありません。
人の成長は、本当の自分を、自覚し行動に体現できるようになっていくことだと私は考えています。
であれば、本当の自分を自覚し、体現するためにはどうすればよいでしょうか?
言葉上は、その「生きグセ」をなおす。
つまり長年積み重なった、+、−のトラウマを一枚一枚剥いでいく作業が重要です。
では、どのようにして剥いで行けばよいのか?
木下先生は、
現実において自分自身が嫌いな感情をいだいてしまう相手は、自分がタブー視している行動を平気でしている人間であり、
嫌いな人と付き合うことは、自分のトラウマと向き合うこと。と教えて頂きました。
その、嫌いな人を好きになるための手法も同様にいくつか教えていただけましたが、
その手法が、なぜか私には、あまり腑に落ちませんでした。
そこで静かに、自分のこれまでの人生を振り返り、自分が成長した時を思い起こしてみました。
そして私なりの、生きグセの治し方、トラウマの外し方を、皆さんにお伝えしたいと思います。
なにか、皆さんご自身の方法がありましたら、コメントなどにシェアしていただけますと幸いです。
私は、振り返ってみるとトラウマを外すために2つのことを重点的に行なっていました。
①自分が尊敬する方向で限界の外れた人間に、実際にあってお話する。縁を作る。
②本来の自分とは、自然と調和した状態と私は考えており、本来の自分へ向かうため自然に触れるようにしている。
①はブログでも紹介していますが、私は多くの限界を超えた人物に実際にお会いするようにしています。
私は、人間は完全ではなく、全ては正しいというわけではないとの前提のもとで限界を超えた方に触れることは自分の限界と思い込まされていたトラウマを外すよい機会になると考えていますし、実際に自分自身振り返ると成長出来ていると評価しています。
②は究極的な本来の自分は、自然と完全に調和ししずかな存在感を放つ存在と私は考えています。自然に調和するためには、自然に触れるのが一番です。
自然に触れるとこうしなければいけないというトラウマからの思い込みが外れます。
自然にふれるために、海山へ行くことはもちろんですが、私は、一番身近な「自然」も活用しています。
私の一番身近な自然とは、実は、
「自分自身」です。
盲点となっているかもしれませんが、
人間の自分自身もれっきとした自然の一部です。
それを感じる作業。自分を感じる作業。自分を通して自然の流れを感じる作業。
「坐禅」
は自分にとって大切な時間です。
日々、日常の喧騒に揉まれながら、何度も大きなトラウマを背負いながら、
少しずつ着実にトラウマを外す作業を繰り返す。それが私自身の成長の手段です。
トラウマを少しずつおろし、身を軽くする。
これが,
「先天にかえる。」
という道ではないでしょうか?
今日も最後まで読んでいただき本当にありがとうございました。
治療範囲 | 保険点数 | 自己負担割合 3割 | 自己負担割合 1割 |
身体の深部にある臓器 | 9,000点 | 27,000円 | 9,000円 |
身体の表面に近い臓器 | 6,000点 | 18,000円 | 6,000円 |
恥ずかしながら、久々に拝読させていただきました。
前から気になっていたんですが、どうしてこの病院はこんなに変わったのかな?と。
やはり先生のお考えや気持ちがスタッフの方々にも伝わり、それが訪れる方にも伝わって行ったんでしょうね。3年前とは全然雰囲気も違うし、スタッフの方々からもやる気ややさしさが顔から出ていますね。
このブログを拝読させていただくにつれ、先生の人生観、思い、熱意が伝わってきます。
まだまだ良い病院になりますね。通うものとして短い時間ですが、変化が楽しみです。
ご活躍お祈りしています。
shunya watanabe様
ご連絡ありがとうございます。長い間関わっていただき本当に感謝いたします。日々精進いたしますので、今後とも何卒よろしくお願いいたします。
こんばんは。不安定な天気ですね。 でも、雨の中セミが一生懸命鳴いていました。
今回のブログの感想を書かせて頂きます。
自分自身が苦手な感情をいだいてしまう相手は、もしかしたら自分自身が気づかぬ自分の中の嫌いな所を見ている様で、嫌なのかと思います。
なので、嫌な自分を受け入れられれば、その苦手と思う相手も受け入れられると思います。まず、その人の立場、環境を理解し、自分に置き換える事が大切だと思います。でも、感情があるかぎり、難しい所もあります。
「トラウマ」のはずし方…。私なりに考えてみました。+-のトラウマが自分自身を作り上げていく。では、いったい本当の自分自身とは、何なのか…。なんか哲学的ですね。「トラウマ」をはずすのに一つ言える事は、自分自身を振り返る作業をする事だと思います。私は、あまり新しい方に出会う機会がありません。なので、先生が限界を超えた方にお会いし、ブログにアップしていただいています。それを私が読ませて頂き、間接的にその方にお会いする事が出来、色々考えたり、感じたりその作業が自分自身を振り返る作業になっている事は確かです。
長々とお忙しいのに、すみません。
しかたか様
いつもコメントいただき本当にありがとうございます。自分としましてはしかたかさんのコメントが本当に勉強にそして心の支えになっております。嫌な自分を受け入れるという発想はなかなか出てこないのにさらりとおっしゃっていてすごいと感じました。私の経験が少しでもみなさんとシェアできましたらと公開させて頂いております。今後とも何卒よろしくお願いいたします。
この記事を読んで自身を振り返ると+のトラウマ、-のトラウマに翻弄されてきた日々だったような気がして少し反省です。
先生の言われる、そのトラウマを外す実践として①は難しいですが、②なら実践出来るかと思いました。
また、『人間もれっきとした自然の一部』という部分に共感致します。
人は親から生まれますが、遡って行けば地球(宇宙)というフィールドから派生しているので、人間も自然の中に入っていく事で様々な面で調和がはかれるのだと思います。
「トラウマから形成された生きグセからの行動は、本当の自分からの行動ではない。」
トラウマとされる事象から強い情動が誘発され、行動に結びつくこともあると思うので、気をつけて見極めて行きたいです。
+とーのトラウマ、人はこの経験を繰り返して生きているのでしょうか。
これがたくさん溜まると、がんじがらめになってしまう。
でも、本当の自分の行動を取り戻す術はある。
今まで考えても見なかったことですが、私もあらためて自分自身の他に、なにか方法を見つけてみたいと思います。
トラウマと向き合うことは、大変です。高校時代に0.01秒差で負けたときがあります。なぜ自分がマイナスとなったのかを、勝てた方々と一緒に練習し、自分の甘さを痛感したということがあります。マイナスの経験とも向き合うことで、プラスに還元されるのかなと思いました。
トラウマから形成される生き癖からの行動は、本当の自分からの行動ではない・・・・
チャンネルSやブログから沢山良い刺激を受けると日々感じています。そしてコメントする事で自分を見つめ直す。その他生活の中でも意識していきたいなと感じました。
源流様 ありがとうございます。 積極的に書いていただけることで、知識が必ず血肉化されているとおもいます。いつもありがとうございます。
生きグセということ、初めて聞きました。そして、生きグセは今までのトラウマから作られると知り、考えてみるといきやすい方向にばかりいっている気もします。嫌なことや人には近づかないようにしたり、避けていたり。これは、今までのトラウマがそうさせてしまっているのですね。そうなると、片寄った考え方になってしまいそうです。そうならないためにも、場合によっては、自分の思っていることと逆のことをしてみるのはよいのかもしれません。苦手だと思っていたことに挑戦してみたり、苦手な人に声をかけたみたり。
自分の幅を広げるためにも、違う方向に一歩踏み出してみることは、生きていくために大切だと思いました。