日本でがん難民が増え続ける理由 赤木純児先生 第3回 赤木メソット
こんにちは、
相武台脳神経外科です。
今回は、くまもと免疫統合クリニックへお伺いして、
院長である赤木純児先生が、取り組まれておられる
がん治療に関してお話を お伺いしてきました。
全6回に分けてご提供させていただきます。
是非皆さんの参考にしていただけましたら幸いです。
今回は、第3回 となります。
第1回は、こちら、
第2回は、こちら、
本ビデオ講座を視聴していだだくことで、ご理解頂ける内容な下記となります。
少しでも、能動的な作業が加わるとより理解が深まります。
下記の質問の回答あるいは、本ビデオ講座を視聴後の感想をコメント欄へ書き込んでいただけますと幸いです。
✓現在のがん治療の現状と、太平洋戦争の日本の戦況の類似点とは、
✓煮詰まっているがん患者さんへ相武台脳神経外科が力になれる部分とは、
今回の内容の中に、日本のがん医療の最大の問題点が隠れていると考えております。
<参考 >
夢の新薬 オプジーボが、効果のない理由。
がん細胞を死滅させるのは、キラーTcell の役目。
キラーTcell が、自分の殺傷能力を落ち着かせる時は、細胞表面に PD1という タンパク質を発現させる。
(通常の キラーTcellは、 そのタンパク質を出したり引っ込めたりして殺傷能力を調整している)
がん細胞は 自分の細胞の表面に PDL1というタンパク質を発現させ、
PDL1と PD1を結合させることで キラーTcellを無力化する。
オプジーボは、PDL1とPD1の結合を外す薬。
そのため「免疫チェックポイント阻害剤」と呼ばれる。
オプジーボは理論的にはどのような癌にも効果的なはずなのに、
実際効果があったのは、20%から30%と言われていて、非常に高額な薬の割には、効果が限定的であった。さらに、間質性肺炎という副作用も治療がうまく行っていない理由の一つ。
効果が限定的であった理由として赤木先生が、指摘されるのは、
疲弊キラーTcell といわれるPD1が 細胞表面に出っ放しで 引っ込まなくなった キラーTcell が、体内に多くなってくると、いくらオプジーボで PDL1とPD1の結合を外しても キラーTcellががん細胞を 叩く 力がなくなっている状態では、
がんの縮小効果は得られない。
その疲弊キラーTcellに対し、水素吸入を行うと、疲弊キラーTcellのミトコンドリアが還元され、 活性型キラーTcell(PD1が細胞表面に出現していないキラーTcell)と変化しする。
活性型キラーTcellが増えると オプジーボの効果は劇的に高まる。
赤木先生は、水素吸入をおこなっている際には、オプジーボは 通常用量の 6分の1ほどの量で、効果の成績が出ているとのこと。6分の1になることで、間質性肺炎という副作用も劇的に減る。薬価も減る。
ちなみに ヤーボイは、 上記図の③のステップで、樹状細胞がキラーTcell を教育する ステップ同時に免疫コントロールのために 樹状細胞が キラーTcellに行う 免疫抑制の作用を 阻害して 効果を出すため、 こちらも、 Tcellが 「疲弊」していない(つまり ミトコンドリアが酸化していない)ことが重要であり、 その時も 水素吸入は非常に 効果的。
まとめ:
赤木メソットにおいて、 がん細胞を 叩くのは、患者さん自身の 免疫メカニズム。
自己免疫が、がん細胞を 敵と認識されやすいように、 少量の抗がん剤や 光免疫療法を使用
自己免疫が、がん細胞を 攻撃しやすいように、 少量のオプジーボ ヤーボイ
直接がん細胞を攻撃する キラーTcellを 活性化するために 水素吸入
援護射撃 として ハイパーサーミア 高濃度ビタミンC点滴
次回も、
是非お楽しみに!
まとめ: 赤木メソットにおいて、 がん細胞を 叩くのは、患者さん自身の 免疫メカニズム。 自己免疫が、がん細胞を 敵と認識されやすいように、 少量の抗がん剤や 光免疫療法を使用 自己免疫が、がん細胞を 攻撃しやすいように、 少量のオプジーボ ヤーボイ 直接がん細胞を攻撃する キラーTcellを 活性化するために 水素吸入 援護射撃 として ハイパーサーミア 高濃度ビタミンC点滴 |
治療範囲 | 保険点数 | 自己負担割合 3割 | 自己負担割合 1割 |
身体の深部にある臓器 | 9,000点 | 27,000円 | 9,000円 |
身体の表面に近い臓器 | 6,000点 | 18,000円 | 6,000円 |
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